ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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新潟県道546号駒込北潟線

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新潟県道546号駒込北潟線の取扱説明書

一昔前の県道の姿をよく留めていて懐かしさを感じずにはいられない県道546号駒込北潟線。このまま保存して頂きたいが、ここにも例外なく舗装の魔の手が延びている。当路線は、県道標識こそないものの、ここが県道である事を強く我々に訴えている。その姿に誰もがあっと驚く事だろう。

 

新潟県道546号駒込北潟線

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3桁県道同士の分岐である。ターゲットは右折である。ここから数百mのみ2車線の快適な舗装路だが、すぐに1.5車線になります。目立った分岐はなく、ほぼ一本道で山中へ吸い込まれます。

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田んぼが途切れて人工物のない舗装路が続きます。しばらく走ると真新しい舗装路が現れます。少しずつ舗装化が進行中です。そして突然舗装は終了しダートが始まります。この先も路面に杭が打ち込んであり、徐々に舗装化が進行するようです。

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道の真ん中に草が生えていて、これがまた妙に美しい。一昔前の県道はみなこんな感じでした。整備が行き届いており酷い箇所は見当たりません。幅員は完全1車線で離合箇所もほとんどありませんが交通量が皆無に等しくこれで問題はないのでしょう。きつい勾配で登坂します。

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舗装化されている馬場元町林道との交差点です。右へ行くと旭隧道に抜けます。この画像を見て何か思いませんか?そうなんです。林道の舗装がブチ切れて県道546つまり本線が優先じゃいとばかりに交差点が砂利なんです。これは驚いた!全国的にみても非常に珍しい箇所です。この状態での賞味期限もあとわずかです。

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地図からのイメージより遥かに山深い場所を走行します。無線中継基地以外の人工物はありません。中間地点の尾根伝いからの展望は抜群です。何故か原チャリが爆走していきます。MTBも走っています。しかし車とすれ違う事はありませんでした。超フラットな路面で下りに転じます。

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下りは九十九俺で一気に標高を下げます。開けていた視界も再び深い森に閉ざされ鬱蒼とした樹林地帯を進みます。やがてダートも終了し、反対側からも進行中の舗装路になります。ここから先は分岐が多数ありますが道なりに進みます。逆からは駒込方面と標識がありますので迷う事はありません。

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3桁県道と合流です。主要1桁県道、天下の1桁国道が隣接しておりアプローチは楽です。いつまでもこのまま残しておきたい日本の古き良き道でした。

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