ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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道道714号住吉女満別停車場線

★★★

 

道道714号住吉女満別停車場線の取扱説明書

抜けているのかいないのか。その疑問に終止符を打つべく道道714住吉女満別停車場線に突撃し抜ける事は抜けられたが、核心に迫る事が出来ず全容解明に至らなかった事で消化不良気味だが、未確認部分に関しては宿題として来年以降へ持ち越しとし、実際に抜ける事は可能という事実を掴んだ事で今回の任務は遂行とする。

 

道道714号住吉女満別停車場線1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

地図上にとても気になる道があった。

あと少しでドッキングしてもおかしくはない地点で、突如道が途切れているのだ。

正確には途切れているのではなく、それまで太い線で引かれていたものが、一本線で辛うじて繋がっているようなのだ。

何だが怪しい臭いがプンプン漂ってきて、いてもたってもいられなくなった僕は、遂に現地入りを決行する。

道道714号住吉女満別停車場線2/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

現場の第一印象は、この先にヘンテコリンな道があるようには見えず、警告を告げる標識を除けば、実にのどかな田園が続く穏やかな場所であった。

あの小高い丘のむこうに一体全体何が待ち受けていると言うのだろうか?期待と不安が入り混じる何ともいえない緊張感に支配される。

この先4km通り抜けできません

ん〜、なんていい響きなんだ。ORRに対する挑戦状としか思えないじゃないか明智君!

道道714号住吉女満別停車場線3/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

その先にはヘキサもあり、間違いなくここは道道714号住吉女満別停車場線である事が分かる。

丘の懐目掛けて真っ直ぐに延びる二車線の舗装路が、麓から徐々に勾配を増し、先の見えないコーナーとなったところで、カーブの先にそれは唐突に姿を現した。砂利道である。

遂に来たぞ。まずは予想通りの展開だ。広く浅く掘り割られた快走路に終止符を打ち、いざ出陣!

道道714号住吉女満別停車場線4/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

まるで別荘地のような状況に、不安は一気に吹き飛んでしまう。確かに突然砂利道を迎え、幅員も離合不能な完全一車線の狭路と化した。

しかしそれとは裏腹に、現場は高原のような森林浴満喫ルートであり、これが実に爽快な気分なんである。

高原風の並木道を抜けると今度は視界が一気に開け、大パノラマが眼下に広がる意外な展開に度肝を抜かれる。

道道714号住吉女満別停車場線5/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

しかも整備されて日の浅いフラットなダートが続き、ここに来てどこかへ抜けている可能性が一気に高まった。その時、突如目の前に分岐が現れた。

林道標識もある未舗装林道との二又、そこを迷わず本線を進む。すると分岐を抜けた直後に何とヘキサを捉えたのである。

やっぱここ道道なのね

道道714号住吉女満別停車場線6/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

しかしだ、残念ながらこの何でもない場所が道道の終点である事も、同時に受け入れなければならなかった。

ヘキサの番号直下には、やや大きめの文字でこう書かれている。

ここまで

何故このような場所が終点となってしまったのだろう?稜線上を行くこの道の両側は牧草地で、そんな場所にわざわざヘキサを立てる必要性は全く感じられない。

道道714号住吉女満別停車場線7/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

ところが何とヘキサはサンドウィッチ型で、反対側に対してもこの砂利道が道道である事を示していたのである。

裏側の番号直下にはと書かれていた。

ここから

この道の奥から何者かがやってくるのは間違いない。暇な人はまだ先へと逝ってみるといい。僕は遠慮しとくがね。

とりあえず枝道の住吉牧野2号林道にて幹線へ抜けたのでこれで良しとしよう。

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