ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

トップ>酷道電撃ネットワーク>北海道(道央)>上川支庁>芳野峠(道道848号鷹栖江丹別線)

芳野峠(道道848号鷹栖江丹別線)

★★

 

芳野峠(道道848号鷹栖江丹別線)の取扱説明書

道道848号鷹栖江丹別線は文字通り鷹栖と江丹別を結ぶミドルダートで舗装化の兆候は全く見られずいつまでもこのままであって欲しい貴重な未舗装道道である。

 

image001

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

信号機のない道道同士のT字路、三方向のどれもが2車線の快適な舗装路である。ここが道道848号鷹栖江丹別線の起点である。そしてここに設置された青看にはこれより先は道道848号鷹栖江丹別線である事がしっかりと表記されている、最初で最後のね。そしてこれより1kmも走らないうちに信じられない光景を

image003

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

目の当たりにする!ほぼストレートだった道が左90度に進路を取った瞬間それは現れた。なんだこれ?HONDAあの世界のホンダの事か?多分間違いないだろう。これは自前の看板ではないのだ。公共の青看に堂々と社名を刻み込みそれで通用してしまう程の会社はあのホンダを除いて他に考えられない。さすが

image005

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

世界のホンダやる事がビッグ。もう一方の本線であるはずの道道848号鷹栖江丹別線はなんとここから未舗装路ではないか!もう一度青看を見て欲しい。HONDAへ通じる道の幅は太く道848の幅はやけに細い。しかもHONDAへ通じる道は2車線の立派な舗装路なのに対し道道848は狭い砂利道だ。明らかな

image007

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

貧富の差。一般道道故に道が管理しているのか市町村が委託管理しているのかは分からないが一流企業に市町村もしくは道が負けてしまっているこの現実をどう受け止めればいいのだろうか?青看通り当初2車線幅はあった砂利道も周囲の広大な田畑を過ぎた辺りから1.5車線へと狭まり丘を越える程度の緩やかな

image009

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

勾配で徐々に高度を上げていく。白樺林を抜け若干切り通されたピークに達すると今度は緩やかに下り始める。全線において幅員1.5車線で大きなカーブもなく見通しの良い直線部分が大半を占め、ほとんどの箇所で普通車同士の離合が可能、更に路面状況は極上のフラットダートで車種が問われる事はない。交通量は

image011

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

皆無に等しく周辺に観光スポットも無ければ抜け道にも成りえない道道848号鷹栖江丹別線に旅行者や遠方から来た人が迷い込むなどという事も考え辛く、その上当然だが冬は除雪対象ではなく通行止のはずだから季節限定の未舗装路である道道848号鷹栖江丹別線は使えない道道と言ってよい。道道72号線に

image013

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

合流するまでヘキサはひとつもなかった。それどころかこちら側の分岐には青看すら存在せず、いったい誰がこんな道に間違って進入などしてくるだろうか?但しナビに誘導されて入って来る可能性は否定できない。砂利道を好む人間の為だけに存在しているような道道848号鷹栖江丹別線、とても素敵です。

トップサイトナビゲーター管理人について感想・お問い合わせ