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清川峠(2) ★★★★ |
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清川峠の取扱説明書 近年改良著しい3桁道道に没後どの位たったのか、その正式名称でさえ不明な峠がある。市販の地図にも堂々と記載されている清川峠は自然の猛威をまざまざと見せ付ける廃道の極地とも言える惨状であった!
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道路遺構の調査発掘専門サイト:ORRの道路調査報告書 完全にやられていた。自然の猛威には逆らえない。側壁が土砂に押し潰されそうになっている。新道に切り替えたのもこれを見ればやむなしか。横たわる大木の下の僅かな隙間は先程よりも更に厳しい条件であったが、もう後戻りはできない。というよりしたくないといった方が正解である。ここまでいくつもの難関をクリアしている。 |
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空前のスケールで贈る道路大全:ORRの道路調査報告書 峠からは随分下ってきたし、ここまで来たら前進あるのみ。コンクリ側壁区間を過ぎるとまたしばらくは人工物の無い行程が続きここが道道なのか疑ってしまう位、道としての機能を失っているのである。しかしここまでは大崩落などもなくルートも読め、なんとか無事に辿り着く事が出来た。だがしかしこの後決定的な場面に遭遇する! |
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お探しの道路がきっと見つかる:ORRの道路調査報告書 今まで沈黙を守っていた3桁道道がついに我々に牙をむいた!大崩落現場である。かろうじて残された車線はタイヤ2本分である。徒歩により安全を確かめていざトライ。だがしかーし!ヘナリワン大転倒!倒れる瞬間は正にスローモーションである。正直地球の引力に身を委ねるしかなかった。対処のしようがなかった。倒れこんだ時は |
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羅針盤、それは地図とカーナビとORRの道路調査報告書 終わった!って感じだったと記憶している。但し転倒した方向が山側であった事が幸いした。太い笹が入り乱れており思わぬクッション効果をもたらしたのだ。だがその足元は完全に陥没しており、谷側だけが崩れているように見えるが実際には両側が崩壊しており正に一本橋状態だったのである。恐るべし3桁道道清川峠! |
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www.henari1.jp ORRの道路調査報告書 嵐の後の静けさ宜しく支線との分岐に辿り着いた。除草されている訳ではないが車がここまでは入ってくるのであろう。今迄の行程と比にならない程道らしい道になっている。ヘナリワンの後方の笹に覆われた深い森が今来た旧道である。ヘナリワンを境に手前は路面がはっきりと確認でき手入れのされていない林道状態まで回復した。 |
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ヘナリワンドットジェイピー ORRの道路調査報告書 現道に近づくにつれ路面は瞬く間に回復した。廃屋だろうか?現代版の地図に記載されている道としては結構厳しく、訴えるには申し分ない物件ではあったが、いい経験をさせてもらった。生きて抜けれたからこそ言える事だが難易度の高い道を突破する事によりレースや競技などのテクとはまた違った実践レベルでの感や技が |
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養われ場数はそのまんま裏付けのある経験値として次なるステージで何の役にも立たなかったりするのがORRである事はご承知の通りである。 清川峠1へ戻る |