ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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県道352大西瑞浪線(5)

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県道352大西瑞浪線の取扱説明書

恐らく日本で一番ミステリアスな橋「五月橋」。認識している限りこの橋にトドメを刺した事はおろか王手を賭けた者をへなりは知らない。この橋へのスローガン「攻略なくして成長なし」powerd byマシリトの公約通り、危ないコンビがこの地に降り立った。果たして五月橋の攻略はなるのか?謎多き県道の完全制覇はなされるのか?道路格闘家の威信を賭けた大冒険が今始まる。今夜あなたは歴史の証人になる!

 

県道352大西瑞浪線

道路遺構の調査発掘専門サイト:ORRの道路調査報告書

やっと休憩ポイントらしき場所に出ました。道の駅深沢峡です。ここまで道そのものは狭いものの単車が通行するには充分な幅で、しかも路面は歩行者によって踏み固められている為容易に辿り着く事ができた。

県道352大西瑞浪線

空前のスケールで贈る道路大全:ORRの道路調査報告書

深沢峡記念碑なるものがあります。開通当初は栄えていたのでしょうか?この付近前後10mのみ幅員が車にも対応しておりますがそれ以外はかつて車が通行していたのも疑わしい幅です。

県道352大西瑞浪線

お探しの道路がきっと見つかる:ORRの道路調査報告書

しかしここから先は見るのもおぞましい光景が続く。幅員は0.8車線あるが通行可能な実幅は0.4車線である。谷を覗き込むと落差は徐々に増していき、もはや谷底は見えない。落ちたら二度と這い上がって来れないであろう深沢峡がぽっかり口を開けて待っている。

県道352大西瑞浪線

羅針盤、それは地図とカーナビとORRの道路調査報告書

森の中を抜けているように見えるが切り立った側壁の断崖絶壁路である。何があってもおかしくはない状況である。ここへ訪れた人なら深沢峡という呼称が的を得ている事が理解できるはず。人を、文明を全く寄せ付けないそれはそれは深い谷である。

県道352大西瑞浪線

www.henari1.jp ORRの道路調査報告書

それでもかつての観光地だけあっていまでも訪れる人がいる為最低限の整備だけはされているようである。歩行者の為の最低限の整備が。つまりこの道に車両進入した際の設備など一切存在しない。このような状況下で過信してはいけない。常に地雷があると心して進まなければならない。

県道352大西瑞浪線

ヘナリワンドットジェイピー ORRの道路調査報告書

生きて帰ってナンボである。でも例えここで息絶えようともそれは仕方のない事。登山家植村直巳氏も大空に消えていった風船おじさんも自分のやりたい事を貫き最期を迎えた訳だから本望ではないだろうか。我々だって最悪を想定していない訳ではない。むしろお経の如く自問自答しながら進んでいる。

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おはようからおやすみまでORRの道路調査報告書

但し判断時期を誤ってはならない。廃道突破は時間との闘いでもある。即断即決とまではいかないが冷静沈着でありスピードも要求される。一言で言えば「焦らず急げ」となる。

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