ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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所山篠床林道(2)

★★★

 

所山篠床林道の取扱説明書

旅人なら誰もが持っているであろう某地図で徒歩道サイズと表記された林道がある。徒歩道サイズとはいったいいかなるものなのだろうか?その実態をここに公開しよう!

 

所山篠床林道

道路遺構の調査発掘専門サイト:ORRの道路調査報告書

駄目だ!完全にやられている。道はあちこちで抉られラインを読みはずすとタイヤが嵌ってしまう。空荷ならなんとか強引に立て直せる箇所も荷物満載ではお手上げだ。この地点まで70度はあろうかという急コーナーしかも徒歩道サイズがあり車は98%無理である。しかし2%の強者がいるのも確かである。車のタイヤ痕があるのだ!

所山篠床林道

空前のスケールで贈る道路大全:ORRの道路調査報告書

見てコレ!深いV字。両脇の笹が自生している位置が本来の高さです。ここは撮影できているだけまだマシな区間で撮影困難箇所はこんなもんではない。知らずに迷い込んだ場合、泣きなーさぁいー笑いなぁさーいいつの日かいつの日か鼻をたらそうよ♪状態に陥る事は火を見るより明らかである。

所山篠床林道

お探しの道路がきっと見つかる:ORRの道路調査報告書

そしてこの分岐左が正解なのだが右へ行ったら最後ヒバゴンの餌食になってしまう。右へ行って戻って来れたという報告例はない。途中いくつか分岐があるが標識などは全く存在せず経験値だけが頼りで深い森だけにGPSも頼りにはならない。何があろうとも携帯は役立たずである。幸い山の斜面ではないため、決壊や崩落などは

所山篠床林道

羅針盤、それは地図とカーナビとORRの道路調査報告書

この先もなく、ただ車幅0.6車線の小道が続く。お世辞にも作業道とは言えず、やはり歩道と例えられても仕方ない状況ではある。全く先の見えない状況の中で突然小道に激坂が現れ、これはヤバイと勢い良く突っ込んで乗り上げると、あっけなく普通の林道に出ます。本当にあっけなく。逆からだととても進入する気にはなれない

所山篠床林道

ヘナリワンドットジェイピー ORRの道路調査報告書

行き止まりの枝道という感じです。まさか抜けているなんて思いもしないでしょう。入口からいきなり0.6車線ですしね。普通なら無視します。普通の林道を道なりに下ります。この地点で町村界を越えています。長く緩やかなダートを山肌に沿って豪快に下ります。視界は開けて景色は抜群です。やがて3桁国道に合流です。

所山篠床林道

ビストロORR(日刊ORRへの御案内)

国道と言っても完全1車線で自販機はおろか人家すら見当たらず、道路以外の人工物が全く無い酷道です。前後どちらも離合困難箇所がしばらく続きます。

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