ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

トップ>旧道電撃ネットワーク>南近畿>奈良>鈴懸峠(虻峠)

鈴懸峠(虻峠)

 

鈴懸峠(虻峠)の前説

いくつか市販の地図を確認したがそのどれもが虻峠と記載されていた。事実現道であるトンネルの名称が虻トンネルなのだから峠の名称は虻峠に決まっているではないか。では何故タイトルに鈴懸峠を持ってきてサブタイトルが虻峠なのだろうか?峠には世界を震撼させる程の恐るべき内容が書かれていたのだ。峠の名称はどのように付けられるのであろうか?遂にその真相が明らかとなる!

 

image001.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

虻峠は地図上で確認する限り特にそそるような物は感じず、険しい訳でもなく淡々と峠を越えている、そんな印象を持って現地へ赴いた。山深くも近年接続する国道に新笠木、新河合の長大トンネルが連続でブチ抜かれアクセスが非常に楽になった事もあり、想像以上の交通量であった。もともとキャンプ場のメッカであり、温泉に名水と一通りのものが揃っている為人気スポットには違いないが、それにしても交通量が多い。

image003.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

全ての車両が虻トンネルへお約束の如く突入し誰一人としてトンネル手前から派生する旧道へ上る者はいない。かつて路線バスも通ったであろう旧道は狭い箇所もいくつか見られるが総じて幅員は広く取られ波を打つように狭い区間と広い区間が交互に現れる。

image005.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

ほぼ全ての箇所で普通車同士の離合が可能であり、デンジャラスな区間は全く存在しておらず地図上からの読みは当たっていた。旧道が未舗装路であれば期待は充分であったが虻トンネルの開通が198810月だから鼻から期待など出来ないのだ。これといったネタもなくあっさり虻峠に到達してしまった。

image007.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

峠は元々切通しだったようだが片面が大きく削り取られ真新しく巨大な鉄塔が設置されているのは興醒めしてしまう。残された片側には役ノ行者尊という御尊像が祀ってありどうやらそのお蔭で難を免れたようだ。案内板が設置されているが、どうせまた峠にまつわるつまらん能書きが書かれているのだろう。

image009.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

どれどれ。何気に読み始めたのだが、1行目に書かれた驚愕の事実を目の当たりにし、一瞬目眩がした。ヤマダかつてこんなぶっちゃけ話を見た事がない。僕はこれを全世界に向けて発信して良いものかどうか最後まで迷った。日本語で書かれているので諸外国には然程影響はないものと思われるが、翻訳され公にさらされたら事は重大だ。状況が状況なだけに鼻息も荒い。

image011.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

み・みんな落ち着いて聞いてくれ!ぼ・僕は慌ててなんかいないさ。南くんの恋人を見終わった直後なので、ちょっと興奮しているだけだ。あえて文字におこす事に戸惑いを感じるが、目を逸らさずに現実を直視して欲しい。ここまで引っ張ったがもう限界だ。それじゃ勇気を振り絞って書いちゃうよ。

この峠は虻が多いので通称虻峠と言われて居りますが本当の名は鈴懸峠と言います

image013.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

キャー!虻が多いから虻峠って

鈴懸トンネルじゃなくて

虻トンネル

(↑理由:アブが多いから)

それでいいのか?

トップサイトナビゲーター管理人について感想・お問い合わせ