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金辺峠 ★★★★★ |
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金辺峠の取扱説明書 ここ金辺峠は確認出来るだけで親子四代の峠道が存在し、かなり古い歴史があるようだ。九州ではメジャーな峠かも知れないが全国的にはマイナー峠に属するだろう。大正のレンガ製金辺隧道、昭和の新金辺トンネル、昭和63年竣工の限りなく平成に近い第二金辺トンネルと続くが今回紹介するのはトンネルが突かれる遥か以前から使われている最も古い峠越えの道だ。
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 現道から旧道を上って来るとすぐに分岐が待ち構えている。直進は大正時代の金辺隧道へ至る。正面に見えるV字の窪みが金辺峠で今回のターゲットへ至るにはこの分岐から砂利道を進まねばならない。砂利道と言っても単なる未舗装路ではない。旧旧道は左折した直後から凄まじい状態で我々を迎えた。旧旧道は明らかに放置 |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR されていた！流水が道の中央だけでなく時折二手に別れたり好き放題に進路を取り我々の行く手を拒んだ。しかも結構な抉れようで荷物満載の身には堪える。車でも進入できなくはないだろうが、かなり難易度の高いアドベンチャーコースと化している。路面は除草されているようにも見えるが、これは路面そのものが大雨の時など |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 川になってしまう為草木も生えないのだろう。かつての街道は金辺隧道完成まで荷車や馬車は勿論、自動車の通行も可能なまでに開削されたが現在は完全に捨て去られている。路面が大きく決壊や消失している訳ではないので、どうにか車でも通れる状態ではあるが四輪の轍は確認できない。現状では常識的に単車までだろう。峠に |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 近づくにつれ路面は良くなり金辺峠では非常にフラットな状態となった。峠にはかなり大きい記念碑が設置されており整備も行き届いている。今でもこの峠を訪れる人は少なくないのかも知れない。峠は昼尚鬱蒼としておりジャンゴーと呼ぶに相応しい有様だ。関所跡なのか茶屋跡なのか石垣の段の上にはかなり広いスペースが |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 確保されていてトンネルが完成する以前はかなり栄えていたのかも知れない。今でこそ人の手が入らず自然に戻りつつある金辺峠であるが昔は峠からの眺めも良かったのかも知れない。今は無線中継所の鉄塔が立っている事で古道の雰囲気は台無しだ。しかしそのおかげで完全なる廃道化を免れたとも言える。峠道そのものが |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 廃道となる場合もあるが峠を境に片側が廃道となるケースも結構多い。金辺峠より下りは保守点検で車両が入って来る為整備は良好である。とは言っても尋常でない急坂で車高のある車は峠直前辺りが一番びびるのは間違いない。勿論離合など出来ないしそれなりの覚悟は必要だろう。今後も金辺峠までの道が廃される心配はないが |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 片側は廃道化が確実に進んでおり、近い将来通り抜け出来なくなるだろう。旧道と合流し砂利道を更に下ると現道に至る。背後に見えるのが金辺隧道で右へ派生しているのが今下りて来た旧旧道である。 |
