ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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湖遥林道

★★★

 

湖遥林道の取扱説明書

湖遥林道はチミケップ湖を周回する未舗装路であるが湖からの距離があり湖面を見る事はできないが林道からの景観は素晴らしく前半は開放的で後半は白樺林の森林浴満喫コースとなっているが最後にオチが待っている。

 

湖遥林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

チミケップ湖を離れた道道494訓子府津別線は断続的に舗装と未舗装を繰り返すが2車線舗装されている所に見慣れぬ林道標識が掲げられていた。この界隈の林道は大方走り尽くしているはずだが、その名称さえ全く記憶にはなかった。その林道を湖遥林道という。もしかしたら以前はゲートがあって入れなかったまたは工事中で通行止であったなど

湖遥林道2/ORR

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理由はいくつか考えられるが、いずれにせよ今回が初通過であり、どんな林道なのか期待は膨らむ。道道494訓子府津別線との分岐には林道標識が設置されていてゲートがない事から当然一般車両に開放している訳だが、轍の数が少ない事に少々疑問を感じた。もしかしたらつい最近まで工事をしていたかそれとも新設林道か。森の奥へと導かれた先には

湖遥林道3/ORR

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開放的な広場が出現した。そこはどうやら最近まで補修工事をしていたようだ。真新しい砂利が撒かれ、雑草がほとんど生えていない事からも最近まで工事が行われていた事は間違いないだろう。車が数台は駐車できそうなスペースを過ぎると途端に路面状況が変化する。刈払いはされているのだが轍の跡がほとんど確認できないのだ。但し路面状況は悪くない。

湖遥林道4/ORR

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時折待避所まで設置してある本格的な林道だ。場所的にはチミケップ湖から見てかなり高い位置を走り、湖を周回しているようなコースのようだ。しかしチミケップのあの透き通るようなブルーの湖面は林道上から全く見る機会は得られなかった。まだ湖遥林道に入り込んでいくらも距離も稼いでない間に、この林道のピークと思われる箇所に到達する。

湖遥林道5/ORR

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勿論境界線を越えるでもなく単なる偽峠である訳だが偽峠を越えてからが少々緊張を強いられる区間となった。というのも先程までの不安は轍がなく最近通行した人がいないという事だけで、除草されている事から少なくとも雪解け後に営林署の人間が入ってきたのは間違いなく、不安は相殺されていたのだが偽峠を越えて下り始めた瞬間からいよいよ不安は

湖遥林道6/ORR

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現実味を帯びてきた。というのも路面が落ち葉の下に隠れ轍どころか路面状況が全く判断できない状態になっていたのだ。それは下れば下る程悪化の一途を辿り、最も極悪な区間は焼き芋を作る時に集めてきた落ち葉で山を作る位の量が行く手を遮り、タイヤが半分沈んだ状態となり、しかもその下はマディ状態となっていて一旦停車したら再スタートが

湖遥林道7/ORR

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できないような状態に半泣きである。しかしそのような区間は長くは続かなかった。やがて再び穏やかな砂利道となり白樺林に囲まれたメルヘンチックロードと化す。相変わらず轍の跡はなく、そのまま下り続けると道道682二又北見線の砂利道区間に合流した。そこで初めて轍がない理由が分かった。道道682側にはしっかりとチェーンが張ってあったのだ。

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