ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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最上林道

 

最上林道の取扱説明書

最上林道は道道494訓子府津別線と開成峠を結ぶショートダートで景観には恵まれないが連絡道として、また砂利道の距離を稼ぐ目的で林道を走り繋ぐ上で非常に便利な道である。

 

最上林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

道道494訓子府津別線の砂利道区間にある分岐には最上林道の標識が立っているのでこの分岐を見過ごす事はないだろう。道道682二又北見線が開成峠付近から直接チミケップ湖へ向かうのに対し最上林道は道道494訓子府津別線の中間地点へ抜け、チミケップまではワンクッションおいている。勿論チミケップ湖を無視して訓津峠を越える訓津林道と

最上林道2/ORR

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繋いで走ればチミケップ湖を迂回できるばかりか2本の未舗装路を足した砂利道の総距離はロングダートとなり砂利道の距離を稼ぎたい派にとっても抜け道としても有効な手段と言える。但しチェーンが張ってある場合もあるので通年使える手段ではないのでその時の運に委ねられる訳だが知っておいて損はないだろう。道道494訓子府津別線と分かれた

最上林道3/ORR

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最上林道はひたすら下りとなる。標高の高いチミケップ湖の下り途中から派生しているので当然なのだが勾配の緩やかな下りが続く。コーナー部は非常に少なく道中は見通しの良いストレートがほとんどで、速度も自然とあがってしまう。手前は熊笹に覆われ周囲はもみの木に囲まれた状況が続き景観の変化は乏しい。路面状況に目を向ければ幅員が

最上林道4/ORR

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1.5車線と広くショートダートの割には小さな待避所もいくつかあり対向車をやり過ごすのは全く苦にならないだろう。よく踏み固められた路面に薄く撒かれた砂利は良質なフラットダートを約束する。道道682が何等かの理由で通行止措置が取られた場合、迂回路としての役割も果たす最上林道は様々な利点があると言える。カーブがほとんどない点も

最上林道5/ORR

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道道より数段走り易いし紛らわしい分岐も道中には一切存在しない。鹿避けの柵が設置されている事で一般車が入り辛く感じ、進入車両もある程度抑制できており、交通量は極少で対向車を意識する事はほとんどないに等しい。鹿避けの柵が設置されている林道は多くチミケップ周辺に点在する林道も道道を除いて鹿避けの柵が設置されており、

最上林道6/ORR

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開けたら閉めるという林道を通行する者として最低限のマナーだけは守りたい。鹿避けの柵を抜けると最上林道の標識が立っており林道としては終点を迎えるが1本道なので名称が変わるだけで砂利道はそのまま続く。農場の脇を通り過ぎ轍の跡が一気に増える。トラクターも頻繁に通行する為か、かなり広めに確保された幅員は普通車同士の離合を楽に

最上林道7/ORR

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こなしてしまう程だ。鹿避けから先は生活道路となっている為除雪もされ通年通行可能であるが、最上林道は冬期通行止めで雪に閉ざされる。農場から砂利道のまま町道となり、主要道道の開成峠付近に合流し砂利道は終了となる。この分岐には最上林道の文字はなく町道360号線としか表示されていないので、こちらから最上林道への進入は難儀である。

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