ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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真名畑八溝林道

★★★

 

真名畑八溝林道の取扱説明書

真名畑八溝峰越連絡林道と無駄に長い正式名称であるが真八峰連林と略される事はなく通称真名畑林道と呼ばれている全国的に知られる超メジャー林道である。

 

真名畑八溝林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

この林道はその名の通り真名畑から八溝山を結ぶ中距離林道で県道196号石井大子線から分岐し、1.5車線の集落の間を抜ける舗装路を進むと、佐草の最終集落を過ぎ舗装路が途切れ未舗装路となります。この先民家はおろか自販機など皆無です。植林された杉林の深い森へと入っていきます。

真名畑八溝林道2/ORR

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八溝川沿いの高低差をほとんど感じない緩やかな勾配で八溝山方面へ進みます。木材搬出用大型車が通行する為幅員はかなり広く、踏み固められた路面は超フラットで整備は行き届いています。初心者でも全く問題ありませんが全国的に知られたメジャー林道であり交通量は多く対向車には充分な注意が必要です。

真名畑八溝林道3/ORR

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真名畑林道茗荷支線との分岐です。この二股の右が本線でヘナリワンの向きが茗荷支線から出てきた状態の画像しかなく紛らわしいですが撮影者側から右へ進むのが本線です。錆びきった案内板がありますが今にも落ちそうです。真名畑林道茗荷支線は上茗荷へ抜け、茨城との県境付近で県道196号線に合流します。

真名畑八溝林道4/ORR

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この先もほとんど見通しの良い直線路で至ります。周囲はきちんと手入れされており倒木や落石も片付けてあり崩落や決壊箇所も見当たらず安心して走行できます。幅員も離合箇所を必要としない程全線に渡り広く確保されており平日の木材運搬車の離合以外は全くストレスも感じないでしょう。

真名畑八溝林道5/ORR

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鬼ヶ煩870mと入山931mの間の尾根筋を目指し、ほぼ直登に近い形での急勾配になります。谷筋の斜面を開削した道で幅員は狭く離合は困難です。ガードレールもなく踏み外すと谷底へ転落しますので路肩には充分な注意が必要です。しかしこのような区間は長くは続きません。

真名畑八溝林道6/ORR

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尾根直下に出るとなだらかな道が続きます。幅員は狭いものの見通しも良く周囲の景観も広範囲に見渡せます。この先は延々と尾根上を行く気分のいい道が続きます。派生する分岐は全くない1本道で道に迷う事もありません。

真名畑八溝林道7/ORR

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舗装路の八溝林道に合流です。こちらにも案内板が設置されています。右が栃木、福島方面へ至り左が茨城へ至り途中には八溝川湧水群があり旅人の喉を潤します。

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