ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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斑塩ノ海林道

 

斑塩ノ海林道の取扱説明書

八溝山系に存在する村と村を繋ぐ砂利道の斑塩ノ海林道は超マイナーなショートダートでこの林道を知っていたら相当な八溝通と言える。両進入口共に林道標柱が設置されているので見過ごす事はないと思われるが分岐が共に村外れにあるのでわっかるかな〜わっかんねぇだろうな〜。

 

斑塩ノ海林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

福島県の抜けている林道の総数は短いものも含めて恐らく数百本はあるだろう。実際県内で抜けている林道を100本近く走った上でまだまだ発掘されていないマイナー林道は多々あるはずで、僕の知らない林道が知っている数以上に転がっているのは間違いない。報告書に起こした数で言えば福島県の林道調査は始まったばかり、否まだ序章に過ぎないのかも知れない。

斑塩ノ海林道2/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

林道は砂利道が含まれていればどんなに短くても報告書に上げるし、いくら長くても行き止まりであればそれは没ネタでしかない。何故なら抜けてナンボの世界だからだ。近所の裏山とかだったら行き止まりでも全く問題はないと思う。最初から抜けていない事を知りつつちょっと砂利道を流してくるといった程度で使うだろうからそれはそれでいい。

斑塩ノ海林道3/ORR

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しかしリーマンが貴重な休日を利用して出来る限り多くの本数を走りたいと思えば、行き止ま林道の往復は無駄でしかない。そんなトラップに1日2回もはまればヤル気も失せるだろう。工事による通行止はイレギュラーでそれは仕方ないにしても鼻っから開設されていない林道を目指しても時間の無駄だ。勿論中には例外もある。行き止まりの先に何等かの

斑塩ノ海林道4/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

メリットがある場合だ。峠で道は途切れているがそこからの眺めがいいとか、湖、沼、池、湿原といった散策できたり、のんびり時間を過ごせるとか行き止まり地点からハイキングコースや登山道が伸びていてトレッキングも兼ねていくとか、また釣り人なんかはマイナー林道の最奥まで車で入りそこから道なき道を掻き分けていく場所こそ大物ありと、

斑塩ノ海林道5/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

わざと行き止ま林道を狙って行く人も多い。それらをポジティブアクセスだとしたら入ってはみたものの抜けられなかったと言って引き返してくる連中はネガティブアクセスだ。走る事を目的としている連中ならやはり抜けたいと思うのが普通だろう。僕も幾度となく嵌ってきたくちだから良く分かる。ただ万が一抜けていたらと思うとついつい入ってしまう。

斑塩ノ海林道6/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

そして今日も報告書に上がるような抜け林道の数倍の没ネタ林道にアタックしている訳だ。当然抜けられたものだけが報告書に浮上してくる訳だが、この斑塩ノ海林道も八溝山系で偶然発見した抜け林道だ。集落間を結ぶショートダートで道中人家はないにしても村と村を結ぶ連絡林道で半生活道路と見て間違いなかろう。丘のような小さい山の中腹を

斑塩ノ海林道7/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

蛇行しながら進む見通し良くない道だが路面はフラット、幅員は1.5車線と広めで普通車同士の離合は特に問題はない。整備が行き届いている事はいいのだが近代風の法面と側溝が設けられていて、舗装化を待つのみといった状況が不気味ではあるが県道に出なくとも村と村を行き来できる便利な道でいつ舗装化されても驚けない条件ではある。

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