糠平三股林道さわと温泉外伝 ★ |
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糠平三股林道さわと温泉の取扱説明書 閲覧者各位は糠平三股林道の途中にタウシュベツ橋梁(きょうりょう)とさわと温泉が存在する事は当サイトにおいて学習した。だがひとつ教え忘れた事がある。否、忘れたのではなく外部からの圧力がかかったと言った方が正しいだろう。しかし今ここに封印されていたその全てを明かそう。
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道路遺構の調査発掘専門サイト:ORRの道路調査報告書 動物愛護協会から未知なる生物である珍獣カモイについて詳細な情報は伏せておくよう指示があったのは数ヶ月も前の事である。学術的調査が始まったばかりでいまだにその生態は謎に包まれている。当初全国に分布しているものと考えられていたが調査が進む内に固有生物である可能性が出てきた。つまり1匹しか存在しないという |
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空前のスケールで贈る道路大全:ORRの道路調査報告書 結論に達したというのだ。二足歩行からして限りなく人間に近いが人間の突然変異なのか知られざる生物なのかは専門家にお任せするとして、へなりはジャーナリストとしてありのままを報告するしかない。さわと温泉に浸かるカモイであるが何故か半けつである。熱いのだろうか?それとも下半身入浴が彼の入浴スタイルなのだろうか? |
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お探しの道路がきっと見つかる:ORRの道路調査報告書 だがしかし数分も経たないうちに突然カモイは糠平湖に向かって走り出した。慌ててへなりも後を追う。いったいこれから何が始まるというのだろうか?期待と不安が入り混じった不思議な高揚感は怖いけど見たいホラー映画のようである。現場にいる者としては彼の行動を邪魔する事なくありのままを記録しお伝えする事である。そしていよいよ聖なる |
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羅針盤、それは地図とカーナビとORRの道路調査報告書 儀式が始まった。両足を広げ大地のエネルギーを吸い込み少し腰を落とし膝を曲げる。そして両手を広げはじめた。もしかしてこのまま飛び立つつもりじゃあるまいな。まさか秘儀コンドルは飛んでいくを日本で見れるとは思わなんだ。出るのか?出るのか?だが想定外の君が代斉唱に思わずデジカメを落としそうになってしまった。 |
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大きく翼を広げたカモイは遂に飛び立つ時が来たのかと思いきや、ゆっくりと腰だけが動き出したではないか!これはデゴイチではないのか?前後にリズミカルに動くその姿はフェスティバルえーんどカーニバル!走り出したデゴイチはもはや誰にも止められない。行け!デゴイチ明日に向かって撃て! |