|
トップ>隧道電撃ネットワーク>南関東>千葉>小浦隧道 |
|
|
小浦隧道 ★★★★ |
|
|
小浦隧道の前説 いよいよ千葉の真打登場である。東京湾に面した海沿いの3桁国道に存在するお宝隧道で他県の隧道とは明らかに造りが異なる小浦隧道をどうぞご堪能あれ。
|
|
|
|
ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 海沿いの3桁国道を流していると小浦隧道というコンクリで出来た普通の隧道に差し掛かる。テボッチャーを拡幅したのだろうと思っていたが海側に何かを発見してしまう。この位置からでは何も見えない。しかも弁天温泉という温泉兼御食事処の敷地内であるが奥へと続いているような気がする。防空壕か倉庫か？ |
|
|
ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR ジャーン！歴史的発見の瞬間である。遂に千葉でのお宝隧道発見に至った！数ある千葉の物件からして何故か現在に至るまで報告に値するような隧道の発見には全く無縁であった。ボツネタは膨大な数に膨れ上がり半ば諦めていたのも事実。この巨大なテボッチャーの前にしばし呆然と佇む。そして調査を開始する。 |
|
|
ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 丁度いい所にガス屋がガス管の取替えに来て隧道前に停車させたので小浦隧道との比較対照としてはバッチリだ。2ｔ車を持ってすればこの巨大さが分かろうというもの。観光バスも楽楽クリアであった事は間違いない。現在は私有地の可能性があり物置として利用されているのだろうかゴミ箱のような物体が端に寄せてある。 |
|
|
ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 内部は昔からのものか電線が通っています。照明類は当然ある訳がなく坑内は真っ暗であるが次第に目が慣れて周囲も見えてくると驚愕の事実が明らかとなる。単なるテボッチャーではなく表面は幾重にも連なった断層で出来ており、その見事なまでのラインは美しいとしか表現しようがない。 |
|
|
ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 千葉にはこのような断層が当たり前に露出しており地質学上はどうか分からないが隧道史上では大変貴重な物件である事は間違いない。鉄道の隧道も含めて千葉の隧道は断層が露出している事は珍しくはなく今でも林道に断層露出隧道は多い。だが主要な路線のほとんどはコンクリで覆われており、ここ小浦隧道は3桁国道旧道の断層露出隧道として大変貴重な物件である。 |
|
|
ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 出口付近は若干荒れており車での通り抜けは出来ないが大きな崩落もなく単車までなら何とか通過する事も可能である。こちらの坑口は観音彫りの様な形状をしており若干尖っているのが分かる。反対側の坑口は機械を用いて掘削したかのようなシャープな断面に対してこちらは完全なる人力テボッチャーである。昼尚鬱蒼とした不気味な雰囲気は夜間ではとても近づけそうにない。 |
|
|
ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 隧道内は勿論の事手前も含めて現道に合流するまで未舗装路であり新道切替直前までここ3桁国道旧道は未舗装路で供用されていた事が分かります。但し踏み固められた路面はマディになる事は考え辛くとても歩き易い。坑口から数十mで現道に合流です。カーブの先にある小浦隧道は現道から見る事は出来ない。ただ旧道は規制されておらず車での通過は不可能だが近づく事は可能である。 |
