ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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滝上隧道

 

滝上隧道の取扱説明書

何となくクリスタルなヤッシーも何となくカリフォルニアと言ってしまうほど日本離れした場所に存在する3桁国道旧道の滝上隧道は今でも現役で供用されていた。

 

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

ここはユニバーサルスタジオでもなければカリフォルニアでもない。山間の3桁国道である。この奇異な地形に似た北九州の平尾台、四国の五段高原にあるカルストが有名だがこちらは長野が誇るカストロである。間違ってもスカトロなんて言ってはいけない。ヤッシーこと田中康夫知事がUSJスタッフに作らせたに

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違いない。カルストを見飽きた者にとってかなり新鮮に映るカストロをもっと長野県はアピールした方がいいだろう。宮沢りえがここで撮影したら、そのまんまサンタフェに成り得る。まだまだ改良が必要な3桁国道の分岐から1.52車線の舗装路を進むと滝上隧道が現れました。

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何の変哲もないコンクリ隧道ですがカストロとの妙なマッチングがいい味を出しています。旧道化した現在も通行可能でカストロ満喫ロードとして残る可能性大である。19973滝上第一・第二トンネル完成により、現道からカストロ台地を見る事ができなくなり、じっくり堪能するには旧道を通るしか方法はない。

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かくて旧道はそのまま供用され続けるであろう。隧道内部はインチキ2車線規格のテボッチャーで普通車同士の離合はかなり危険なチャレンジであったはずだ。照明類はないが距離は長くなく意外に内部は明るい。全体的に漏水しており、外はカラカラなのに内部路面は常に湿っている状態である。

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出入口付近のみ手掘りではなく補強対策も施されています。交通量は皆無に等しく、ここカストロ台地は旅慣れた人ほどお勧めである。特に日本に居ながら海外気分を満喫したい方はうってつけである。

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隧道手前は広くなっており対向車はここで離合していたのだろう。特に新滝上トンネルを建設中は多くの大型車がひっきりなしに通っただろうから、その時が一番大変であり滝上隧道が一番華やいでいたのかもしれない。滝上隧道から先も渓谷沿いを1.52車線路が蛇行しながら断続的に続きます。

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現道に合流です。こちらからはまさかこの先にUSJも納得のカストロ台地があろうとは想像もつかなんだ。

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