ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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大石隧道

 

大石隧道の取扱説明書

県道405号線の山中にかつて存在した大石隧道だが現在はその痕跡さえも失われかねない危機的状況に瀕しており後世に伝え残す為にも我々が記録せねばなるまい。

 

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

近年大分拡幅が進んだこの県道405号線にも以前は小さな隧道が存在した。現在は跡形もないように見え新トンネル完成後に初めてこの県道を通行したならば気付かないのが普通である程全く目立たない。県道9号線と国道52号線を結ぶ県道ではあるものの距離も短くメリットも感じない為交通量は少なくこの県道の存在意義は薄い。

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大石トンネルの真横に大石隧道があり旧道への進入跡が僅かに残されているが一般ピーが見ても単なる山の斜面にしか見えないだろう。しかし我々は僅かな物証も逃さない。何となく正面中央に怪しい段差が見えないだろうか。藪を掻き分け近づいてみる。徐々にそれは自信から確信へと変わった(←再び松坂大輔語録より引用)

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やはり間違いはなかった。埋められた大石隧道の坑門上部である。コンクリの僅かな段差しか現在は残っていませんが、土で覆われているだけで坑口そのものは塞いでいない可能性もありいつの日か内部を窺い知る事の出来る日がやって来ないとも限りません。内部は手掘りなのかコンクリ巻きなのか興味は尽きません。

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反対側です。こちらも大石トンネル坑口真横に大石隧道坑口があったと思われます。何故ならこの位置からも分かるように旧道のラインが当時のまま残っているからです。とまれの停止線こそ新トンネル開通に伴い後で引かれたものでしょうがガードレールと白線が導く直進の先に大石隧道坑口があったものと思われます。

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右へ曲がる一般道があり白線も現在は曲線になっていますが、かつては大石隧道坑口付近がT字になっていたものと推察できます。こちらも現在は山の斜面と化していて隧道の痕跡は見当たりません。大石トンネルの後付コンクリートブロックの上に乗ってみて坑門上部のコンクリ片を発見する事が出来ました。大石隧道が存在した

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事を記す数々の物証が得られた事で今回も多少の成果はあったと思われます。さて大石と言えば大石内蔵助は忠臣蔵と相場は決まっていますがORRが今後映画を作るとしたら消えた大石隧道をテーマにした映画となり勿論題名は「大石蔵のスケコマシVS47人の美女軍団」である。当然「ヘナリックス:レボリューションズ」との

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同時上映であり世界同時配信となります。製作は宇宙企画との共同企画で監督には村西と○る氏を迎え主演にはチョコボール向○氏を起用する事は既に決定しているがへなりの出演は現在交渉中である。

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