ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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光谷隧道

★★★

 

光谷隧道の取扱説明書

光谷トンネル通称ピカトン(←ならねーよ!しかも大陸間弾道花火のようではないか)と呼ばれているのか定かではないがジモッティーもあまり近寄らない隧道が山中にあると言う。一体どのような隧道なのだろうか?

 

光谷隧道[ORRの道路調査報告書]

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

名水百選弘法池の水がある手取渓谷から極狭の県道167号布橋出合線を進んでくると見覚えのある風景が目の前に現れる。おいおいおいちょっと待ってくれよ、この場面どっかで見た事あるよなー。そうだよその通りだよ、相坂トンネルそっくりじゃないか!あのカーブを曲がるととんでもないのが出てくるんじゃないの?

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これも見た事あるぞー、北陸最強の隧道戸谷隧道の入口に設置されているものと全く同じじゃないのか?相坂トンネルと戸谷隧道を足して2で割った隧道?想像するだけで怖過ぎるぞ!どこで区切るのか分らないスチャラダパーとスガシカオを足して2で割った位怖いぞ!

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出ました!かなりキテマス。馬の蹄に打つ蹄鉄のような形をした坑口が重厚で何とも威圧感がある。扁額はなく周囲の鬱蒼とした光を遮る森と湿っていて今にも崩れてきそうな土質が更なる恐怖感を与えている。事実平成10年3月に改修と記されていてそれ以前はテボッチャーであったであろう事は容易に想像できる。

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

やっぱり内部はテボッチャーだったよ!しかも狭いぞ!高さは充分なのに幅員が普通車なら泣きそうになる程狭い。しかも見てくれ、足元のラインはいったい何なんだ?ガイドラインにもならねーぞ。意味ねーじゃん。注意してちょんまげ程度の気休めなのだろうか?しかも照明類は一切ナッシング!

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

出入り口付近のみ若干拡幅されているようだが中心部の狭さはいかんともし難く車泣かせの隧道である事は間違いない。こちらの坑口も全く同じ蹄鉄型である。こちらも平成10年に改修を受けたであろう大人しい姿をしているが以前はどのような姿だったのだろうか。鼠反しならぬ人反しをしてしまう威圧感があったのだろうか?

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昭和36年10月竣工と記されており、年代モノではなさそうだが、県道の隧道でありながら軽自動車と人との離合もままならない狭さとテボッチャーで威圧感、迫力は充分感じる訳で貴重な隧道である事に変わりはありません。隧道から先は断崖絶壁路であり信じられないような場所に道を切り開いたものだと今さら感心してしまう。

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光谷越と呼ばれかつては隧道真上の峠越えをした古道なのかも知れないが峠へ至る歩道は周囲に見あたらない。隧道の開通と共に使われなくなりとっくに自然に還っているのかも知れない。

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