ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

トップ>隧道電撃ネットワーク>東海>静岡>妻良隧道

妻良隧道

 

妻良隧道の取扱説明書

3桁国道マーガレットラインの山中ある隧道だが残念ながら完全封鎖されており現在は原型を留めておらずわざわざ坑口を見に行く価値はない。

 

image001.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

伊豆半島の最南端を走る3桁国道は海沿いを走るというイメージがあるが実際はほとんど山間部を通過し時折断崖絶壁の眼下に海が顔を出すといった程度で立ち寄る漁港以外はほとんど山の中を走っていると言っても過言ではない。妻良隧道もそんな山の中にポツンと存在する。

image003.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

マーガレットラインと名称も付けられイメージアップを図るが果たして効果はあるのだろうか?聞こえはいいが実情は見通しの悪いコーナーの連続で釣り客もコマセは必要ないと言う程の酷道であるが近年改良著しく新道建設に伴い旧道や廃隧道が多発しORRの調査も全く追いつかず未だにこの国道の全容解明は成されていない。

image005.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

妻良トンネルは妻良隧道を中心に弧を描くように扇形に造られている。せっかく新道造るのだからもうちょっと緩やかにすればいいのに予算の都合からかトンネル内の急カーブはいかんともし難くその内新新トンネルが出来てしまうのではないかという勢いだ。旧道は現トンネル坑口から派生しすぐにすぐに行き止まる。

image007.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

コンクリで完全封鎖されていて原型を留めていない。しかもそのコンクリでさえも自然に食われようとしている。この分だと数年後に訪れた時には完全な森となっているかも知れません。現在は容易に近づく事が出来ますが春から秋にかけては猛烈なブッシュに閉ざされて容易には近づけまい。

image009.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

反対側も完全封鎖であるが旧道ラインがそのまま歩道として再利用されている珍しいケースである。追い越し禁止のセンターラインも当時のまま残っている。完全に塞いだという事は崩壊の危険など何等かの負の要因があったのかも知れません。

image011.jpg

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

ところでここ3桁国道はマーガレットラインと言われてもピンと来ないと思うので、ここはひとつサンライズコマセラインなんてどうだろう。サンラ伊豆コマセラインと誰もが一発で伊豆とわかりそうなものだがどうでしょう?

トップサイトナビゲーター管理人について感想・お問い合わせ