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美乃越隧道 ★★ |
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美乃越隧道の取扱説明書 1995年3月に開通した美乃越トンネルに旧隧道が存在するとは知らず危うく通り過ぎる所だったが美乃越隧道が偶然視界に入り取材に至った。当初対象外とも思える物件に見えたが実はかなり興味深い物件である事が近付いてみて判明した。今では昔の姿の面影が僅かに残る程度だが改修前はお宝隧道であった可能性が非常に高く、現在我々が見る事の出来る美乃越隧道は初代の姿ではないものの、初代の姿を残そうと努力した跡が窺える点は評価したい。
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR しばらく雨や雲の日が続きなかなか晴天に恵まれず困っていた。というのも常に薄暗い中での撮影となり日中でも旧廃隧道の周辺というのは薄暗い場所の方が多く晴天でやっと普通に写るのであって露出がどうこうとか画像処理は一切していないし、ぶっちゃけズームさえ搭載していない。よって扁額の細かい文字などはジャンプして読み取るという |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 原始的方法を用いている訳だ。一度だけジャンピング撮影を試みたが何故か画像はブレていた。ブレンビーが標準搭載かと思ったが単なるブレルビーであった。学習能力が高い僕は以後ジャンピン愚撮影はしていない。最近編み出したテクニックはそれまで両手を最大限伸ばして極力ターゲットへ近づける訳だがつま先を立てる事によってあと数センチ接近できる |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 事が判明し、我ながらマイノーベル賞ものだったね。光学3倍ズームが標準搭載という時代に取り残されている事に本人だけが気付いていない訳だが、この裏技を伊東家の食卓に投稿するのはもったいないのでしばらく僕とこのサイトを閲覧してくれている皆様だけのテクとしておきたい。ここまで話したので最後に超裏技を教えちゃおうかな。 |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR それでは奥さん材料(デジカメ)とメモのご用意を♪撮影する前にラジオ体操第一で体を充分にほぐしておきます。直前にラジオ体操をするのとしないのとでは更に数センチの差が開きこれが最も重要です。扁額がドンピシャの位置に移動し呼吸を整えます。シャッターを押す指先とつま先に全神経を集中、最後に神にうまく写りますようにと祈りを込めます。 |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 息を止めフッと素早くつま先を立て極限まで両腕を伸ばして瞬時に撮影します。撮影を終えたらすぐに膝を曲げ、うまく撮影できた事を噛み締めたらそのままムーンウォークで路肩まで避けて撮影完了です。廃隧道では全く問題ありませんが現役で使用されている旧隧道や現トンネルでは行き交う車からの冷たい視線に充分な注意な必要です。 |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 近年整備が進んだのかほとんどが2車線の快走路となっているこの県道に寸断された旧道が随所に見え隠れし、本来予定には組まれていなかったのは勿論その存在さえも知らなかった美乃越隧道は高速巡航で流していた時に旧道をチラ見していて視界に突然入ってきてまさに偶然の発見であった。坑門片面は完全なコンクリの塊であって趣は全くないが |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 反対側はコンクリがベースとなってはいるもののリングアーチが何気に石で組まれていて上部の帯石も同じ石材で組まれている。しかも扁額は後からはめ込んだ形跡が見られる。以上の事から美乃越隧道は石組みの貴重な隧道であった可能性が濃厚だ。初代のパーツで使える部分は再利用し先人達の残した遺産をなんとか後世に伝えようとしたのではないだろうか。 |
