ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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成山隧道

 

成山隧道の取扱説明書

現道の成山トンネル手前にある小さな隧道で正式名称は不明につき便宜上成山隧道としておく。成山トンネルの竣工が19793月で既にこの時期国道指定されているが成山隧道が路線切り替え前に国道指定された可能性もある。どちらにしても現国道の前身に変わりはないくバス1台がやっとと思える小さな隧道からはかつての酷さが窺える。成山隧道を抜けた先の旧道区間は完全な廃道となっていて成山隧道だけは難を逃れた状態で残っていたのはラッキーであった。

 

成山隧道

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トップスピードで快走中につき通常なら見逃してしまう物件も四ツ足峠を越えるこの国道においては旧道の残骸が右に左に次から次へと現れ、もしやと思い神経を尖らしている以上見逃す確率はかなり低く抑えられ、ここ成山隧道も普通なら見逃してもおかしくはない物件であるにも拘らずチラ見にて発見してしまった。とても小さな隧道で

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現道からは注意していないと気付かない程隠れるように引っ込んだ位置にあり、ここへ至るまでに発見したいくつかの旧廃隧道があったおかげで成山隧道も連鎖的に発見したに過ぎない。リストチェックなどしておらず偶然の発見に感慨も一押しだ。時間の限られたリーマンは効率良く探索する為に机上調査に励みひとつでも多く収穫を多くあげようとする。

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ORRの場合はツーリング途中での発見、いわば素人の視点から特異な物件を発見しているに過ぎず、予め洗い出しをして詰めておいたものをリスト化しそれに基づいて行動しているのではないので、あればラッキーなければそれま〜で〜よというスタイルでひとつでも多くの物件を探し出さねばといった切羽詰った強迫観念などとは無縁だ。勿論収穫が

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全くない日や雨の日が続いたりして出動できない事も多々あるので、そんな日が続いた後は流石に多くの収穫を期待するが地図上からしか判断しておらず、的確に的を絞っている訳ではないのでなかなか発見に結び付かないのが実情だ。それにもともと物件の存在自体を予め知っている上で現地へ行っても確認作業のようで面白味には欠ける。

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やはり現地で怪しい線形を発見し辿ってみたらそこにお宝隧道があったとか峠越えの道が存在したとかいうシチュエーションが最も好ましく、現場で発見し考察しオリジナルな結論を導き出す。それが間違っていようがなかろうが資料に頼らない現場主義で資料と照らし合わせて整合性を取るなどといった業務は日本土木学界のような団体や役所に任せておけば

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いい訳で、一介の通りすがりに過ぎない者が大量の資料を持ち出してきて学者染みた事をしても恐らく見ている人も面白くないだろうし何より管理者が最も好まない方法なので、現場でギャーとかウゲーとか言っている方がよっぽど臨場感が伝わるだろうし、見ている側も面白いに決まっている。今後もその路線はしばらく変わらないが歳とともに落ち着いてくる

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可能性は充分考えられる。ORRは使えないからという理由で客離れが進んできたら時代のニーズに合わせ資料性の高いサイトを目指すかも知れない。な〜んてこたぁね〜んだなコレが。ORR独自の路線は不変であり報告書の概念をことごとく破壊、道路サイトという枠組みからどんどんはみ出していく事は間違いないので、そこんとこひとつヨロスクお願い致します。

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