ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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月谷隧道

 

月谷隧道の取扱説明書

旧隧道が連発するこの国道に存在する隧道ではありきたりな姿をした月谷隧道。坑門はコンクリ製であるが内部は異常な高さを誇るテボッチャーでその点だけが評価できる。

 

月谷隧道

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四ッ足峠へと至るこの国道に隧道が連発し、親子二代は当たり前で、更に新トンネルが数十年後には掘られ、親子三代というのも珍しい事ではなくなる日が必ずやってくるだろう。現時点で二代というのは珍しくない訳だし、これまでのリサーチ状況を見る限りレンガ隧道や石組み隧道に比べコンクリトンネルは耐用年数が短いという結論に達せざるを得ないのも事実。

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何故だろうか?テクノロジーを過信し過ぎて土地の形状を無視した強引な線形に無理があるのではないだろうか?また地域住民の新トンネル早期着工を望む声が強いあまり、それが圧力となり工期を間に合わせる為に半ば突貫工事のようになってしまっている場合や、予算の関係から手抜き工事にならざるを得ない場合もなきにしもあらず。様々な要素が複雑に絡み合い

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最悪の結果はポシャるという事なのだろう。突き詰めていけばレンガや石を職人が丁寧に組んでいくという昔ながらの工法は優れた技術であり、現代の町工場のおっちゃん達のような機械では絶対に真似できない手技を持った隧道職人がいたはずだ。しかし時代はコンクリ流し込みへと変わり、現代ではほぼ人力は用いられず掘削機の後にブロックをはめ込みながら

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前進する掘削ロボとも呼べる巨大なマシーンを操ればあ〜ら不思議トンネルの出来上がりである。エビジョンイル率いるエビチャンネルの教育番組でやっていたから間違いない。確かにトンネルを造る際のリスクは激減したと思う。その昔は犠牲者が多かれ少なかれ出ただろうから安全第一で考えれば現代工法は合理的だ。住宅で例えればツーバイフォーという感じで

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何事もない平穏な場合はいいが大地震の際持ち堪えられるのかという心配は常に付き纏う。築百年を超える古民家が脚光を浴びそれ専門の職人さんがいるという。隧道も平成生まれの手掘り隧道とか平成生まれのレンガ隧道などがあってもいいと思う。各地に現存する隧道職人が集結し自治体から要請があれば全国どこへでも飛んでいき平成産のレンガ隧道を造る。

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そういった発想はできないのだろうか?どこへ行っても画一的なトンネルばかりで無理矢理特徴を出そうとして滑っているトンネルも多く、中にはかなりサブいものまである。視点を変えればいいだけなのだが頭の柔軟な行政は残念ながら多くはない。今後も続くであろう機械任せの工法に警鐘を鳴らすべく徹夜で完成させた魂の唄で締めたいと思う。

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