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松ヶ尾隧道 ★★ |
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松ヶ尾隧道の取扱説明書 昭和56年3月松ヶ尾トンネル開通により現役を退いたかに見えた松ヶ尾隧道。灯りの無い長大トンネルは人々の脳裏から忘れ去られもはや風前の灯火である。だかしかしそこには人生再生プログラムへのヒントが隠されていた!
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 隧道オンパレード3桁国道の2番バッターは松ヶ尾隧道である。松ヶ尾トンネルが見える位置に誰の目にも明らかに旧道と分る道が左に延びています。旧道はセンターラインのある2車線で現在の交通にも支障がないように思える程立派ですが、こうなると松ヶ尾隧道そのものに問題があるとしか思えない。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 案の定数百m進むと松ヶ尾隧道が姿を現しました。坑口手前まで追い越し禁止のセンターラインは坑口直前で白線に変り、そしてインチキ2車線の松ヶ尾隧道坑門直下ではうやむやにされドライバー任せの知らねっすシステムでなっています。やはりこの規格では現状の交通量に対応できるはずもなく新道建設は止むを得まい。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 時代を感じさせる造りの坑口は単なるコンクリの塊と表現するにはもったいない出来栄えで無惨にもちぎれた消火器、歪んだ高さ制限標識、取り外された扁額、その下の手作り高さ制限警告と哀愁漂う松ヶ尾隧道坑口は企業の歯車となり最後はリストラされていく疲れきった中高年サラリーマンとどうしても被ってしまう。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 高度成長期の勢いに乗って確かに日本人は豊かになったかも知れない。しかし何かを忘れてしまったようだ。人間が本来持ち合わせている何かを失ってしまったようだ。300m超に及ぶテボッチャーは失われた何かを取り戻す為のタイムマシーンのようである。ネクタイを頭に巻いてラブマシーンなんか歌っている場合ではない。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR こちらだけに設置してある高さ制限バーがあなたはもういらないんだよと言っているように見えてしまう。散々こき使われ企業戦士とまで言われ日本を底上げしてきたリーマンが今、企業のお荷物となりボロ雑巾のようにリストラされていく。彼らが見るテレビはプロジェクトX、カラオケで歌う曲は地上の星と相場は決まっている。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR だが松ヶ尾隧道を見ていると悲観するどころかむしろ今後重宝がられるような気がする。疲れきった中高年サラリーマンと被ってしまう松ヶ尾隧道はへなりが大好きな隧道であり、ここには人生再生のヒントがあるように思えてならない。松ヶ尾隧道は塞がれなかった。つまりチャンスがまだ与えられているのだ。復活のチャンスを。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 松ヶ尾トンネルには歩行者・自転車が安心して通行できる幅が確保されていません。松ヶ尾隧道がその役目を担って第二の人生を歩む事で共存できる可能性を充分に持っています。 |