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そばそば峠(富山県道25号砺波細入線)(2) ★★★ |
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そばそば峠(富山県道25号砺波細入線)の取扱説明書 富山県は砺波市街地と神通峡の玄関口笹津とを最速で結ぶはずの主要県道25号砺波細入線。目まぐるしく複数の県道が入り乱れ る八尾周辺において、部外者が安心且つスピーディーに移動する目的で同区間をチョイスする事は、極めて自然な成り行きである。んがしかし、自らの意思で県道25号を正確にトレースした場合、或いは一昔前のカーナビの指示に従った場合など、車種によっては山中に悲鳴が木霊する区間が存在しているのを御存知だろうか?賢いカーナビでもその回避理由までは教えてくれない道路事情をじっくりと御覧頂こう。
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 見渡す範囲の山の斜面が階段状の畑であり、忙しく軽トラが行き来する事もあると想像される一本道。だがそこに車両はおろか人っ子一人居やしない。やがて舞台は人の手も及ばぬ鬱蒼とした森へ。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR ヘキサも無い、ポールも無い、ガードレールやカーブミラーさえもこの道には不必要なのか、道路付帯設備はどこにも見当たらず、そうこうしているうちにヘアピンを描く1.5車線路にぶつかった。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 突如目の前に現れた幅広道に不安は一掃されたかに見えた。だがしかしそこには更なる迷路へと誘う五差路が待ち構えていたのだ。右から3本は舗装路で左のみが未舗装路。さああなたならどっち? |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 正解は右から2本目の狭路なのだが、そこに案内板というものは一切存在しない。また無数に刻まれたタイヤ痕は事もあろうか、県道を跨いで3本目の暗闇へと続いていて、主要県道の面目丸潰れ。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 畑の隅を間借りしたかのような状態で、申し訳無さそうに舗装路は続く。ここまで分岐点の膨らみを利用する以外に、車両同士が安全に離合する手立ては無い。この時点で県道25号という認識はゼロ。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 因みに国土地理院の地形図を見ると、この道は畑などに通ずる道と同じ規格、即ち一本線にて描かれているのだ。だが市販の地図では主要県道を示す緑色でなぞられている。果たして事の真相は? |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 極狭区間が終了し、近づく二車線に吸収される。先程分かれた県道133号線である。結局最後まで主要県道である確たる証拠は見つからなかった。と思ったら最後の最後青看の隅っこに、一般県道よりも遥かに小さく25番のヘキサが刷られていたのである。 そばそば峠1へ戻る |