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www.henari1.jp ORRの道路調査報告書 ODA ROAD RESEARCH

〜ツーリングマップルで訪ねる万の峠と億の道〜

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トップ>酷道データバンク>北東北>青森>県道284号薬研佐井線/狐坂の実走調査レポート

県道284号薬研佐井線/狐坂

★★★

県道284号薬研佐井線/狐坂1

◆狐坂1

ここ下ネタ半島は、朝から晩まで下ネタ尽くしで、朝の挨拶はもっぱら

息子さん、元気かね?

で始まる。給食の時間に出されるソーセージやバナナを女の子が食べた瞬間

痛っ!

と言っても毎日の事なので女子も慣れてしまっていて、それ位では全く動じない。

県道284号薬研佐井線/狐坂2

◆狐坂2

逆に女子の方が上手だ。授業中自分のパンチラ写真をクラスの男子に一斉送信。しばらくして「カチッ!カチッ!」とチャックの壊れる音が教室に響く。おかげで人口密度の少ない割には学生服の修理依頼は絶えず、この異常事態にチャックウイルソンも緊急来日した程だ。

チャックも興味を示したこの半島に問題の県道はある。まず驚くのが津軽海峡に面する小さな港町の国道338号線との分岐だが、青看を含む一切の標識類が存在しておらず、どこにでもある単なるT字路、そこが当路線の起点だ。

県道284号薬研佐井線/狐坂3

◆狐坂3

当然ヘキサもないので、ここが本当に県道なのか半信半疑で進む事になる。以後薬研温泉まで自販機を含む諸設備は一切存在しない。最初の二股を薬研方面と書かれた小さな板を頼りに左へ進むと未舗装路となる。ひたすら勾配の緩いダラダラ坂が続く。

県道284号薬研佐井線/狐坂4

◆狐坂4

やがて峠に達する。狐坂である。峠は深い森に覆われ視界は開けない。駐車スペースはないが2、3台は寄せて駐車可能である。

狐坂は完全な舗装路でこの先も舗装、未舗装、ダー舗と路面状況は目まぐるしく変化し収拾がつかず、県道を舗装扱いにするのか未舗装扱いにするのか即急に青森県にはあすなろ白書を作成してもらいたい。

県道284号薬研佐井線/狐坂5

◆狐坂5

町道薬研湯野川線とのT字に出る。何もない山中にここだけ何故か親切に青看が設置されている。当路線は当初ロングダートと思い込んでいたのだが、今回の入念な調査でどうもそうでない事が判明した。

実はこの県道かなり広範囲に簡易舗装が成されたようだ。しかしその大半が自然の猛威にさらされ風化が進み、アスファルトが割れて剥れた状態となり、ロングダー舗になってしまったのだろう。勿論生粋の未舗装路も部分的には存在する。

県道284号薬研佐井線/狐坂6

◆狐坂6

このロングストレートなどは生粋のダートである。ところであすなろって何か分かります?ひのき科の一種で本物の檜にはどうやってもなれないのですが、

明日はひのきになろう

明日はなろう

あすなろ

となったらしいです。

県道284号薬研佐井線/狐坂7

◆狐坂7

因みにあすなろで変換かけると「翌檜」となるのはここだけの秘密です。アマチュアのレスラーが「明日はプロになろう」で変換かけると「翌猪木」となりますので要注意です。

で、赤い橋の易国間林道と合流した所が終点です。

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