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国道データバンク>中国>岡山>国道53号線/小原の乢(おばらのたわ)の実走調査レポート

小原の乢

歴史の道踏査報告書/道路レポートを毎日配信中

誕生寺と亀甲を結ぶ国道の峠。国道53号線上では最も地味な峠で、ママチャリでも楽々と越せる緩やかな坂が大半を占め、大方のドライバーはそこを峠とは意識しないであろうが、現場は吉井川水系と旭川水系を隔てる紛れもない分水嶺である。残念ながら歩道の整備は中途半端で、歩行者及び自転車は高速で行き交う車両の危険に晒されながらの峠越えとなる。

小原の乢1

JR津山線の誕生寺駅前を通過する旧道との交点。

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高架橋と掘割で繋ぐ緩やかな坂を駆け上がる。この辺はまだ歩道が備わる。

小原の乢3

津山線をオーバーパスした地点で第一ピークを迎える。残念ながらこの交点で歩道は無いに等しい状態となる。

小原の乢4

歩道が消滅すると同時に現れるのが、丸焼と鶏肉のお店中島ブロイラーで、平日であってもかなりの賑わいをみせる。

小原の乢5

歩道らしい歩道が無いまま、見渡す限りほとんど高低差のない直線が続き、峠らしさはまるで感じられない。気付くか気付かないか程度の微妙な上りに転じて迎える最高所が、導水管と陸橋が頭上を跨ぐ切り通しで、この掘割が吉井川水系と旭川水系とを隔てる分水嶺となる。

小原の乢6

旧道とぶつかる地点から歩道が復活するが、歩道幅はお世辞にも満足とは言えない。ママチャリでも楽勝のダラダラ坂を下る。

小原の乢7

国道53号線新旧道交点(亀甲側)。

  

◆小原の乢の動画

 撮影起点:国道53号線新旧道交点(誕生寺)

 撮影終点:国道53号線新旧道交点(亀甲)

 撮影方向:福渡⇒津山

 

◆小原の乢のルートラボ

 距離:4.4km

 標高:184m

 高低差:35m

 上り平均勾配(福渡側):2.5%

 下り平均勾配(津山側):2.5%

 所要時間(車・バイク):7分

 所要時間(自転車):18分

 所要時間(徒歩):53分

 

◆小原の乢の航空写真と地図

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