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県道データバンク>中国>岡山>県道２２４号瀬西大寺線／才ノ峠（さいのとうげ）の実走調査レポート
才ノ峠	歴史の道踏査報告書／道路レポートを毎日配信中
邑久と虫明を結ぶ県道の平凡な峠道。並走する高速規格の岡山ブルーラインに対し、１．５車線と２車線が混在する典型的な田舎道を行く。この峠の興味深い点は、峠付近に連なる切り通しの低い方が峠を名乗っている事である。峠を通り抜けた百人が百人共、標高が高い方の切り通しを峠と認識すると思われるが、国土地理院の地形図は低い方の切り通しを峠と主張する。まるでどう見ても緑なのに、青信号と呼ぶかの如しゴリ押しで。
	信号機の無い県道２２８号高助西浜線との交点。本線に入るとすぐに岡山ブルーラインの高架橋を潜る。
	１．５車線以上２車線未満の微妙な幅員が大部分を占める典型的な田舎道。
	街中は田園地帯よりも気持ち狭い。
	県道２２７号庄田藪井線との交点。国土地理院の地形図もそれに倣う市販の地図も、県道２２７号線が交点より上り詰めた付近、つまりこの県道同士の交点より視界前方５０ｍ付近の掘割を才ノ峠と謳っているが、その標高は７８ｍで県道２２４号線の最高所ではない。また鞍部を抜けた直後にバス停が置かれているが、停留所名は才ノ峠ではなく知尾入口である。
	峠道は県道同士の交点の直後に、もう一段高い鞍部を跨ぐ。それがこのタンクに挟まれた狭い掘割で、こちらの標高は８６ｍと一つ目の切り通しより８ｍも高所にある。こちらが県道２２４号線の最高所である事を疑う余地はない。サミットの前後には旧道の残骸を利用者した駐車場がある。
	１．５車線以上２車線未満の微妙な幅員のダラダラ坂。
	県道２２２号福谷小才線との交点。この交点の目と鼻の先が岡山ブルーラインの虫明インター。
	◆才ノ峠の動画 ◆　撮影起点：県道２２８号高助西浜線との交点 ◆　撮影終点：県道２２２号福谷小才線との交点 ◆　撮影方向：邑久⇒虫明
	◆才ノ峠のルートラボ ◆　距離：５．７ｋｍ ◆　標高：７８（８６）ｍ ◆　高低差：７７ｍ ◆　上り平均勾配（邑久側）：３．１％ ◆　下り平均勾配（虫明側）：３．４％ ◆　所要時間（車・バイク）：９分 ◆　所要時間（自転車）：２３分 ◆　所要時間（徒歩）：１時間８分
	◆才ノ峠の航空写真と地図
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