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県道データバンク>中国>岡山>県道332号栗原有漢線/三飛峠(みとびとうげ)の実走調査レポート

三飛峠

歴史の道踏査報告書/道路レポートを毎日配信中

有漢と栗原を結ぶ県道の峠。峠道の大方は完全一車線の狭隘路で、四輪と二輪の擦れ違いもままならない。直線区間は無いに等しく、いつ対向車が現れるやも知れぬ状況下で、常に緊張を強いられる。ガードレールの無い断崖路である為、転落した場合まず助からないので、ハンドル捌きには細心の注意が必要である。県道の肩書を持ってはいるが、事実上の舗装林道であり、酷道慣れしていないドライバーは出来るだけ避けた方が無難。

三飛峠1

県道49号高梁旭線との交点。これよりしばらくは1.5〜2車線で、各集落を繋ぎながら進む。

三飛峠2

最終集落を抜けた途端、四輪と歩行者の擦れ違いもままならない狭隘路と化す。これ以降道幅の膨張はほとんど望めない。待避所の数も少ないので、対向車が現れた場合、狭隘区での後退は必至となる。

三飛峠3

山肌を縫う様にして、緩やかな坂を駆け上がる。

三飛峠4

第一サミットは狭く浅い掘割。切り通しの直前に御堂が備わる。峠の直前は道幅に余裕がある為、そこで一服が可能。但しトイレ・自販機等の諸設備は皆無。

三飛峠5

第一サミットより山頂を横這いに進み、迎える第二サミットは狭く浅い切り通し。こちらは行政界を隔てる。駐車場・トイレ・自販機等の諸設備は皆無。切り通しを抜けた直後のT字路を左が本線であるが、案内板等のアナウンスは一切無い。

三飛峠6

幾重にも折り重なる九十九折れで一気に高度を下げる。最上階からは段上で連なる県道筋を見下ろせる。そこに対向車の姿を捉えた日には、ムンクの叫びは確定である。何故なら待避所らしい膨らみは、ほとんど望めないからだ。

三飛峠7

国道313号線との交点。

 

◆三飛峠の動画

 撮影起点:県道49号高梁旭線との交点

 撮影終点:国道313号線との交点

 撮影方向:有漢⇒栗原

 

◆三飛峠のルートラボ

 距離:12.8km

 標高:458m

 高低差:321m

 上り平均勾配(有漢側):4.6%

 下り平均勾配(栗原側):5.8%

 所要時間(車・バイク):19分

 所要時間(自転車):51分

 所要時間(徒歩):2時間34分

 

◆三飛峠の航空写真と地図

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