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県道データバンク>中国>岡山>県道３８１号牛文香登本線／宮峠（みやとうげ）の実走調査レポート
宮峠	歴史の道踏査報告書／道路レポートを毎日配信中
香登と飯井を結ぶ県道の峠。備前市側は非常に緩やかで、車やバイクではほとんど峠を意識しない。対する瀬戸内市側ヘアピンに等しい急カーブと勾配のきつい坂があり、県道の起終点を走り抜けば、それなりに峠らしさを感じられる。市販の地図はおろか国土地理院の地形図からも抹消された幻の峠である。
	国道２号線との交点。県道に入るとすぐにＪＲ赤穂線の踏切を渡る。これより全線に渡り歩道が無いので、歩行者及び自転車は要注意。
	備前市側はセンターラインが敷かれていない。但し一応二車線幅を保ってはいる。自転車でも乗車したまま登り詰められるような緩やかな坂が続く。
	峠の直前まで沿道には人家が連なる。沿道に住まう住民の車両に加え、抜け道として利用する車両の往来があり、交通量は多い。
	行政界を隔てる標識によって、辛うじてそこが峠であると分かるが、標識が無ければ判断に迷う、或いは気付かずに通り過ぎてしまうほど、サミット付近は不明瞭となっている。峠の前後を通じて駐車場、トイレ、自販機等の設備は皆無。また眺望とも無縁である。
	瀬戸内市側に入ると勾配のきつい坂道になる。
	急カーブの連続。
	県道４２５号磯上備前線との交点が、峠区間の着地点となる。県道はこれより平野部を横這いに進み、県道８３号線にぶつかる。
	◆宮峠の動画 ◆　撮影起点：県道２２４号瀬西大寺線との交点 ◆　撮影終点：県道３９号備前牛窓線との交点 ◆　撮影方向：虫明⇒伊部
	◆宮峠のルートラボ ◆　距離：３．５ｋｍ ◆　標高：１１８ｍ ◆　高低差：１０８ｍ ◆　上り平均勾配（虫明側）：４．５％ ◆　下り平均勾配（伊部側）：５．３％ ◆　所要時間（車・バイク）：５分 ◆　所要時間（自転車）：１４分 ◆　所要時間（徒歩）：４２分
	◆宮峠の航空写真と地図
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