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〜ツーリングマップルで訪ねる万の峠と億の道〜

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里道データバンク>近畿>大阪>能勢町道(国道173号線旧道)/はらがたわ峠(はらがたわとうげ)の実走調査レポート

はらがたわ峠

歴史の道踏査報告書/道路レポートを毎日配信中

京都・大阪・兵庫の三県がぶつかる山間の峠で、かつては国道173号線を名乗っていた事もある。旧国道だけにそれなりの幅員を有し、人通りが絶えた現在は、平日であればほぼ貸切状態である。自転車組は北側からのアプローチが吉。

はらがたわ峠1

県境側の新旧道交点。この峠に来ると、読売ジャイアンツの終身名誉監督である長嶋茂男氏の「我が巨人軍は永久に不滅です」を思い出さずにはいられない。

はらがたわの“たわ”は漢字にすると乢もしくは嵶となる。つまり「はらがたわ峠」⇒「はらが乢峠/はらが嵶峠」となり、既に永久という意味を含む不滅と永久とを重ねるミスター的要素を多分に含むネーミングが素敵。

はらがたわ峠2

峠の北側は切り通しの直前まで閑静な住宅街が続く。

はらがたわ峠3

鞍部は狭い二車線の切り通しで、視界は全く開けない。峠を含む前後に駐車場やトイレ自販機等の諸施設は皆無。

はらがたわ峠4

足に自信のない方やダウンヒル命という方々には、北側からのアプローチをオススメする。というのも峠区間の八割方を大阪側が占める“へ”の字型をしており、南から攻めるとなると永遠とも思える立ち漕ぎ地獄を味わう事になるからだ。

このようなヘアピンカーブを筆頭に、高所では九十九折、低所ではダラダラ坂と、池田寄りはかなり厳しい。この現道とは似ても似つかない酷道が、一昔前は国道を名乗っていた。

はらがたわ峠5

現国道が暫定開通した際の新旧道交点で、現在も新旧国道の橋渡しをしているが、旧道をトレースする場合はひたすら下る。

はらがたわ峠6

この分岐も現国道が暫定開通した際の新旧道交点で、旧道を正確になぞる場合は左折。

はらがたわ峠7

国道173号線新旧道交点。

 

◆はらがたわ峠の動画

 撮影起点:国道173号線新旧道交点(池田側)

 撮影終点:府道601号杉生能勢線との交点

 撮影方向:池田⇒綾部

 

◆はらがたわ峠のルートラボ

 距離:6.1km

 標高:567m

 高低差:312m

 上り平均勾配(池田側):5.6%

 下り平均勾配(宇野側):7.1%

 所要時間(車・バイク):9分

 所要時間(自転車):25分

 所要時間(徒歩):1時間13分

 

◆はらがたわ峠の航空写真と地図

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