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〜ツーリングマップルで訪ねる万の峠と億の道〜

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里道データバンク>中国>岡山>岡山市道/大窪越(おおくぼごえ)の実走調査レポート

大窪越

歴史の道踏査報告書/道路レポートを毎日配信中

大窪と最上稲荷を結ぶ市道の峠。元来は岡山の城下町から日本三大稲荷のひとつ最上稲荷への参拝道であったようだが、周辺の車道が整備された現在は、知る人ぞ知る山道と化している。大窪側は峠の直前まで開発が進み、地図にみる点線道とは裏腹に、大型車でも進入が可能となっている。但し峠そのものは四輪の通行を許さない。

大窪越1

県道61号妹尾御津線と県道239号上芳賀大窪線との交点。起終点となる県道239号線の正面の細道へ進入し、桐乃木橋で砂川を跨ぐ。橋を渡った直後のT字路を右折し、木製の電柱が佇むT字路を左折すると、後は峠まで一本道となる。詳細は動画にて。

大窪越2

集落を抜けると荒れた簡易舗装路となる。この辺りは普通乗用車がギリギリ通れる規格にあるが、奥田池の畔から未舗装路へと切り替わる。その溜池の奥で状況は一変する。

大窪越3

大型車の通行を許す幅広道が本線にぶつかり、本来の参道が支線の如し霞んでしまう。大規模な地形改変が成され、間もなく古道時代の面影は完全に失われるだろう。

大窪越4

鞍部は軽自動車一台が通れるか否かの際どい狭さの切り通し。峠の前後を含め駐車場、トイレ、自販機等の設備は皆無。切り通しの前後のみ竹林に阻まれ、道幅は徒歩道サイズへと縮小する。

大窪越5

峠を越した直後から幅員は再び車道幅へと広がるが、手入れが成される有効幅は徒歩道サイズに限定されている。峠を越えた先は四輪の通行は不可能な状態にある。途中にある廃屋がかつて車道であった事を物語る。

大窪越6

里山の一角に抜け出る。第一人家から路面は舗装路に切り替わる。

大窪越7

県道241号長野高松線との交点。

 

◆大窪越の動画

 撮影起点:県道61号線と県道239号線との交点

 撮影終点:県道241号長野高松線との交点

 撮影方向:大窪⇒最上稲荷

 

◆大窪越のルートラボ

 距離:2.6km

 標高:116m

 高低差:103m

 上り平均勾配(大窪側):7.2%

 下り平均勾配(最上稲荷側):8.1%

 所要時間(車・バイク):4分

 所要時間(自転車):10分

 所要時間(徒歩):31分

 

◆大窪越の航空写真と地図

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