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里道データバンク>中国>岡山>瀬戸内市道/藤峠(ふじとうげ)の実走調査レポート

藤峠

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本庄と横尾を結ぶ市道の峠。タイトルに藤峠を用いているが、藤峠は峠道の途中にある字名で、本来は“知後坂”或いは“横尾坂”とすべきであるが、便宜上藤峠とする。峠道のほとんどは住宅街と重なる為、交通量はそこそこある。大概の場所で四輪同士の擦れ違いを緩すが、一部に完全一車線の狭隘路を含む。

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県道229号上阿知本庄線との交点。横尾山静円寺の看板が目印となる。

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四輪同士がギリギリ擦れ違える1.5車線の坂道を駆け上がる。

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坂道を上り詰めた三差路が藤峠で、峠を名乗るからには下りに転じる道筋が無ければ峠として成立し得ないが、肝心の下り坂は見当たらない。正確を期せば下り坂はあるにはあるが、それは今駆け上がってきた坂と対を成すものではなく、別々の路線を半ば強引に組み合わせたものでしかない。頂上はこれより先にある五差路で、住宅街を道なりに進む。

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本来の頂上はこちらの五差路で、完全一車線の狭隘路を挟んで、この頂きを迎える。峠は乗越状になっており、畑と宅地の境界線となっている。サミットには駐車場・トイレ・自販機等の諸設備は皆無。

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峠以降は丘陵地帯の尾根筋を緩やかに下り、静円寺を迎える付近から本格的な下り坂となる。峠に最も近い字が知後坂で、県道39号線に近い坂道が横尾坂と呼ばれる事から、本来は知後坂或いは横尾坂と称すべき物件なのかも知れない。

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緩くもなくきつくもない横尾坂を下る。結論から言うと藤峠とは人道の峠道で、車両による峠越えは叶わない。県道同士を結ぶ峠越えは、あくまで藤峠を経由する知後坂とすべきなのかも知れない。

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県道39号備前牛窓線との交点。こちら側は両備バスの横尾入口停留所と、横尾山静円寺の看板が目印。

 

◆藤峠の動画

 撮影起点:県道229号上阿知本庄線との交点

 撮影終点:県道39号備前牛窓線との交点

 撮影方向:邑久⇒長浜

 

◆藤峠のルートラボ

 距離:2.2km

 標高:66m

 高低差:57m

 上り平均勾配(邑久側):4.9%

 下り平均勾配(長浜側):5%

 所要時間(車・バイク):2分

 所要時間(自転車):5分

 所要時間(徒歩):14分

 

◆藤峠の航空写真と地図

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