ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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上藻別富美林道(4)

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上藻別富美林道の取扱説明書

旅人なら誰もが持っているであろう某地図で、もはやバイクの通れる状態ではないとコメントされた林道がある。96年荷物満載ソロでの挑戦による見事なまでの敗退、2001北の国からで苦戦を強いられながらも何とかクリアし、2002北の国からでの完全制圧とこの道との格闘歴はORRの歴史上切っても切り離せない存在となった。今開かれん禁断の扉、バイクが通れないとは一体いかなる道なのだろうか!?

 

上藻別富美林道4

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

第四の川である。さすがに四回目ともなると慣れてきたような気がするが、油断は禁物である。何があるかわからない。ひとつひとつを丁寧にクリアしていく。いくら仲間がいようとも操縦するのは自分である。運転中の者を助ける事は出来ない。最後は自分だけが頼りであり自分でなんとかせねばならない。自分との闘いでもある。

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

甘く見て油断したり気を抜いたりするととんでもない目に遭ったりする。常に細心の注意を払い全神経を集中させる。一般林道に抜けるまでは気を抜いてはならない。ここで出される全ての結果に対する原因は己にあるのだ。このフィールドにおいて人のせいする事などできないのだ。ほんの少しでも甘い考えを持ったとしても自然は容赦なく我々に襲いかかるだろう。

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

だが己を磨き勇敢に自然に立ち向かったならばいとも簡単に困難を克服する事だってあるのだ。目の前の小さな障害をひとつひとつ丁寧にクリアする事により、やがては大きなプロジェクトさえ成し遂げられる事だって不可能ではない。困難だからと言って目の前の物事や障害を避けていては成長など見込めない。

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

人は常に前向きに努力してこそ美しく見える。自然に何度も打ちのめされながらも果敢に挑戦し続けるその行動こそが評価に値するのだ。もし目の前に横たわる大木を見てあなただったらどうするだろうか?とても己のテクだけでは越えられそうもない大木。チャレンジする事なく諦めるだろうか?それとも失敗の可能性が高い事を承知でチャレンジするだろうか?

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

チャレンジして成功する事が望ましい。だがチャレンジして失敗したとしても見ている者には勇気と感動を与えるに違いない。以前の失敗例が頭をよぎり一歩踏み出せないでいる状態、これも前向きな姿勢が評価できる。問題なのはやりもしないのに諦めるケースである。目の前の困難な状況から逃げるその姿勢は人生においても必ずフィードバックされる。

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

逃げ出すのはとても簡単な事だ。だがそれ以上の成長はもたらさない。自然の摂理はよくできている。挑戦し続ける者にはそれなりの感動と満足感や達成感をもたらしてくれる。だがすぐに諦めてしまう者には空虚感しか与えてはくれない。物事全ての結果に対する原因は己にあるのだ。

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

そしてこの後とんでもない事態になろうとは誰が予測できたであろうか!ロリエの身に一体何が起こったというのか!そして廃道地獄からの生還はなるのか!果たしてORRの運命やいかに!衝撃のクライマックス第5章へ

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