ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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男能富丸松林道(1)

 

男能富丸松林道の取扱説明書

道道826丸松線この道の正式名称である。丸松から数q進んだ地点でその先は市販の地図からはほぼ抹消されている。だが実際は男能富まで道は続いている。地図から抹消された男能富丸松林道とは果たしてどのようなものなのだろうか?その実態に迫る!

 

男能富丸松林道

道路遺構の調査発掘専門サイト:ORRの道路調査報告書

利尻富士を背に日本海側から道道826に入る。ここが起点であるが、この道が道道である事を現す青看は存在しない。道路に興味のない者は間違いなく通り過ぎるであろうどこにでもあるようなT字路。それが道道826だと唯一確認できるのは国道から曲がってすぐの所にある道道標識である。そこには道道826丸松線と表記されて

男能富丸松林道

空前のスケールで贈る道路大全:ORRの道路調査報告書

いる。はて?この先男能富まで抜けているはずだが、少なくとも手持ちの地図では。2車線の整備された道道と対照的にとっくの昔に廃校となった小学校が郷土資料館となって利用されている。どのような人が訪れるのであろうか?この日は休館日であった。このまま男能富まで快適な2車線の道が続いているのではないかと

男能富丸松林道

お探しの道路がきっと見つかる:ORRの道路調査報告書

思わせるも突然舗装が途切れ未舗装路となる。それでも普通車同士の離合は可能な幅員で砂利道は更に奥へと続いていた。そう96年の熱い夏も全く同様の展開であった。当時の地図でははっきりと描かれていた男能富丸松林道であったが当時から普通ではなかった。当然通り抜けられる一般林道だと思って進入したのだがこの先で

男能富丸松林道

羅針盤、それは地図とカーナビとORRの道路調査報告書

事態は急展開する。未舗装路になって最初に現れる分岐でここまでが道道826であるが直進が男能富丸松林道で右折が別名の林道である。が、右折はすぐに橋が落下している為事実上廃道で、この分岐は単なるUターン場所として機能している。直進左に小さく標識が掲げてあるのがお分かり頂けるだろうか?通行止のようにも

男能富丸松林道

www.henari1.jp ORRの道路調査報告書

見えるが日本語がよく理解できないので無視して前身を試みる。特にゲートが設置してある訳でもない。しかしどうも様子がおかしい。分岐以降全く手入れが成されていないのだ。このシチュエーションも何度も見てきた廃道上に浮いている橋である。ここが道路であった事の唯一の証拠である人工物であるが、この橋を渡った先は

男能富丸松林道

ヘナリワンドットジェイピー ORRの道路調査報告書

意外だが白樺林のとっても快適な空間になった。とても気分はいいのだが、相対的に車幅は狭くなる一方で、すでにこの辺0.8車線。周辺の草を刈れば1.5車線はあろう。更に人工的に植林されたであろう両側に並ぶ白樺の周辺までかつては開けていたと思われる。かろうじて1車線分は何とか確保されているが、これとていつまで

男能富丸松林道

おはようからおやすみまでORRの道路調査報告書

この状態を保てるのか分からない。不安な路面状態のまま2つ目の分岐に至る。左は行き止まりで右が本線なのだが、初めて来た人はどちらが本線だか判断するのが難しい状態で般ピーが見てもどっちも廃道に見えてしまうだろう。この辺で止めておくのが無難である。

男丸峠2進む

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