ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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男能富丸松林道(2)

 

男能富丸松林道の取扱説明書

道道826丸松線この道の正式名称である。丸松から数q進んだ地点でその先は市販の地図からはほぼ抹消されている。だが実際は男能富まで道は続いている。地図から抹消された男能富丸松林道とは果たしてどのようなものなのだろうか?その実態に迫る!

 

男能富丸松林道

道路遺構の調査発掘専門サイト:ORRの道路調査報告書

分岐から先は荒廃の一途を辿っており、当然除草は成されておらず、画像に収める事が困難な程の藪漕ぎ区間も存在し、あくまで撮影可能だったものを載せているだけなので勘違いされては困る。プチ崩落箇所には人為的に鉄パイプガードが設置されているがいったい誰にアピールしているのだろうか?崩落し0.7車線まで狭まった

男能富丸松林道

空前のスケールで贈る道路大全:ORRの道路調査報告書

区間もあり車での進入は無理なのであるが。最後の急坂の藪漕ぎを一気に抜けると車が数台は駐車可能なスペースを有した峠に到達します。どの地図にも峠の名称が記載されていない事から男能富と丸松の頭文字を取って男丸峠と命名します。だんがん峠なんてかっこいい読み方は致しません。オマルと読みます読ませます!

男能富丸松林道

お探しの道路がきっと見つかる:ORRの道路調査報告書

今にも壊れそうな朽ち果てた林道標識がオマル峠にある唯一の人工物です。この状態だと近いうち風雪に耐え切れず落ちてしまうかも知れません。ここが男能富丸松林道である事を示す唯一の物証でありこの状態を維持して欲しいとは思います。峠までは男能富側から車が入ってきているようで簡易除草が成されていました。

男能富丸松林道

羅針盤、それは地図とカーナビとORRの道路調査報告書

オマル峠から下るにつれ路面状況は徐々に回復してくる。離合困難区間が続くが、事実上行き止まりのオマル峠にやってくる人は限られている為対向車の心配は必要ない。丸松側の藪漕ぎが嘘のような走り易い道でこちら側は高低差もほとんど感じる事がなく緩やかに下る。オマル峠より先は確実に手入れが成されていて峠までは

男能富丸松林道

www.henari1.jp ORRの道路調査報告書

現在でも使用されているようである。ただ峠越えをする必要がないから男能富側は手入れされていないだけなのかも知れない。96年に比べたら幾分補修された箇所も見受けられ完全に廃棄された訳でもないようだ。周辺の道道が整備され男能富丸松林道の存在意義は年々薄れつつある。人口も減少の一途でありこの道を

男能富丸松林道

ヘナリワンドットジェイピー ORRの道路調査報告書

維持管理する費用と交通量を考えたら峠越えさせて繋げておく事自体無意味であり、財政的に困難なのかも知れない。96年目の当たりにした男能富側の壊滅的な状況は何とか復旧してはいたが他の場所が決壊していたりと、この先も安定する事はなさそうである。抜本的な工事で舗装林道化されるのも寂しいし、完全に廃棄され

男能富丸松林道

ビストロORR(日刊ORRへの御案内)

通り抜けできなくなるのもまた寂しい。突貫工事で現状維持これが一番理想ではある。今後どのような措置が取られるのか非常に気になる男能富丸松林道であった。

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