ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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県道352大西瑞浪線(9)

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県道352大西瑞浪線の取扱説明書

恐らく日本で一番ミステリアスな橋「五月橋」。認識している限りこの橋にトドメを刺した事はおろか王手を賭けた者をへなりは知らない。この橋へのスローガン「攻略なくして成長なし」powerd byマシリトの公約通り、危ないコンビがこの地に降り立った。果たして五月橋の攻略はなるのか?謎多き県道の完全制覇はなされるのか?道路格闘家の威信を賭けた大冒険が今始まる。今夜あなたは歴史の証人になる!

 

県道352大西瑞浪線

道路遺構の調査発掘専門サイト:ORRの道路調査報告書

謎の巨大建造物発見に後れてきたロリエも慌ててやって来る。しかし今更だがよくもこんな道を走ったものである。この時点で完全に幅員は人一人分しか無く、切り立った側壁と深い谷の断崖絶壁路である。そんな究極の県道352上に存在する謎の巨大建造物を御覧頂こう!

県道352大西瑞浪線

空前のスケールで贈る道路大全:ORRの道路調査報告書

家である。完全な人家である。瓦までついた全くもってホーム・ホーマー・ホーメスト!しかもただの家ではなく店だ!断崖絶壁に作られたこの店は二階立てになっていて当時のCMなんかも未だに掲げてある。帰還後googleで検索をかけこれが「いさまつ」という名の店であった事を知る。廃墟界では有名だそうだ。

県道352大西瑞浪線

お探しの道路がきっと見つかる:ORRの道路調査報告書

廃墟と言ってもちょっと掃除すれば、まだまだ使えそうな気もする。ただ営業したところで今は全くやってはゆけまい。開業当時は当然経営していた訳だからそれなりの客が来たはずである。今では全く想像もできないが当時は賑っていたのだろう。物資はどのように運んだのだろうか?電気も通ってなさそうだし。謎である。

県道352大西瑞浪線

羅針盤、それは地図とカーナビとORRの道路調査報告書

「いさまつ」から見た先へ細々と延びる県道352。殆ど道には見えない。周囲の景観からして今でも紅葉の時期は大変美しい景観であると思われ秋だけは今でも人気スポットなのではないだろうか?車で進入できない秘境であるから静かに楽しみたい方は打って付けである。

県道352大西瑞浪線

www.henari1.jp ORRの道路調査報告書

「いさまつ」脇から木曽川に下る階段である。この「いさまつ」で休憩中に県道352上で初めて人とすれ違った。当然徒歩である。彼は我々一行を不思議そうに見ていた。彼も「いさまつ」がこんな秘境にどうやって作られたのかと疑問に思ったと同時に我々がどこからどうやってここまで来たんだと不思議に思ったに違いない。

県道352大西瑞浪線

ヘナリワンドットジェイピー ORRの道路調査報告書

「いさまつ」を後にして先へ急ぐ。ここから先はほぼ横ばいに断崖絶壁路の0.6車線を進む。五月橋に着実に近づいているのは間違いないが最初の飯田ちゃんから見て以来五月橋は全く姿を現していない。不安が募る。道が一向に下る気配がないのだ。もし五月橋手前で階段になっていたら?それも急な階段に。

県道352大西瑞浪線

おはようからおやすみまでORRの道路調査報告書

もしそうだとしたら戻るしかなく、ぶっちゃけ戻る自信はなかった。もし飯田ちゃんの途中で止まったら果たして踏ん張りきれるのか。下手すると数十m転落である。何としても五月橋まで辿り着きたい。そして抜け切りたい。生きて帰りたい!

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