ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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県道352大西瑞浪線(14)

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県道352大西瑞浪線の取扱説明書

恐らく日本で一番ミステリアスな橋「五月橋」。認識している限りこの橋にトドメを刺した事はおろか王手を賭けた者をへなりは知らない。この橋へのスローガン「攻略なくして成長なし」powerd byマシリトの公約通り、危ないコンビがこの地に降り立った。果たして五月橋の攻略はなるのか?謎多き県道の完全制覇はなされるのか?道路格闘家の威信を賭けた大冒険が今始まる。今夜あなたは歴史の証人になる!

 

県道352大西瑞浪線

道路遺構の調査発掘専門サイト:ORRの道路調査報告書

しかし歓声と共に悲鳴もこだました。まさにここから五月橋へ下る区間を見たら、その表情はムンクの叫びである。まず御覧頂いているロリエワンからの斜度が坂の下玉割れる以来の激坂である事。ここは落ち葉が堆積しているため滑り易く、ブレーキをかけようものなら一気に木曽川へダイブとなる。

県道352大西瑞浪線

空前のスケールで贈る道路大全:ORRの道路調査報告書

第二にこの位置から見てお解かり頂けるものと思うが激坂を下ると完全に道がない。しかも右カーブになっていて体重移動などかなりのテクニックが要求される。勿論途中で止まる事はできない。何故なら地盤が緩い為バイクの重さでジリジリと滑っていく事は経験上間違いない。つまり抵抗の少ない一発勝負となる。

県道352大西瑞浪線

お探しの道路がきっと見つかる:ORRの道路調査報告書

第三にカーブを曲がると今度は一枚板の登場だ。ほとんど岩から落とすような形であるが、この木の板一枚ある事によって落差を最小限に抑えている。これとて歩行者用の橋であって、最悪バキッ!ア〜レ〜!ドボンは間違いないだろう。板は新しいものではないが厚みがあり一瞬であればバイクが乗っても耐えられるものと判断した。

県道352大西瑞浪線

羅針盤、それは地図とカーナビとORRの道路調査報告書

第四に板を越えるとすぐにカーブが待ち構えている。コーナーにはこけがびっしり生えた木材が放置されているが、原型こそ留めてはいるが腐っていて、これに足をかけようものなら崩れて一気に滑り落ちていく。以上の4箇所を一発勝負でクリアするしか生還する方法はない。何度も歩いて確認する。そしていよいよGOサインが出る!

県道352大西瑞浪線

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ロリエが急坂を一気にクリアして待ち構えるこちらめがけて止まる事なく近づいてくる。ギアはローでエンジンブレーキを効かせながら慎重にラインを読み前進する。崖側が怖いからと過渡に山側にバイクを倒すとタイヤが持っていかれるので意識して直立させなければならない。勿論荷物も降ろしてないのでバランスの悪さこの上ない。

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ヘナリワンドットジェイピー ORRの道路調査報告書

盛り上がった岩場を乗り越えてスピードも加速し更に路面は不安定になる。道というよりは緩やかな山の斜面という感じで徒歩ならば全く問題ないが、ことバイクとなると話は別で、もし1m落ちただけでも引き上げるのは大変で、このような状況ではロープと滑車は必需品である。当然ORRの必須アイテムである。

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おはようからおやすみまでORRの道路調査報告書

ここまで来たロリエワンを見て改めて山の斜面を走っているという状況にとんでもない所へ来てしまったもんだと武者震いしてきた。そしてこの後いよいよ板一枚へロリエが挑む!

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