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山崎峠(5) ★★★★ |
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山崎峠(宮城福島県道107号赤井畑国見線)の取扱説明書 市販の地図には通行止と但し書きがあるものの何事もなかったかのように県道色に塗られ記載されている宮城福島県道107号赤井畑国見線。しかしその実態は本州では稀に見る廃道であった。謎多き剣道にへなりが単独で調査のメスを入れる!
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR ぶっちゃけ写真と現場では大きな違いがある。精も根も使い果たしヘロヘロになった状態にトドメである。下手するとウィリーして大転倒の恐れもある。それこそ怪我でもしたら無事生還できるかどうかわからない。携帯しているノコギリで横たわる大木を切断を試みたが数センチ切ったところで止めた。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR この木を切断し一人でどかす体力がもはや残っていなかったのだ。もし全力を振り絞って見事ここをクリアしたとしてもこの先に同じような箇所があれば次は無理である。倒木としてはかなり巨大であり、自身のエネルギー量も残り少なかったし、最悪戻りの体力も温存しておかなければならない。という事で撤収! |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR するはずもなかった!ORRの真骨頂。ファイト1発で何とかクリア。荷物を全て降ろし大木に突っ込む。ウィリーしそうになる位前輪が跳ね上がったが何とか前輪だけは大木を越えた。そこで転倒してエンジン停止したが、あとはエンジンを再始動し自分は降りてヘナリワンを押す事により突破する事ができた。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR ここでの体力の消耗は著しく疲労困憊である。15分程休憩したが、くつろいでいる時間などない。先を急がねばならない。確実に日暮れは迫っている。もし次に同じような箇所があればそれを超える事はもはや不可能だ。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 幸い穏やかな路面状態が続く。心臓の鼓動はフル回転で留まる事を知らない。先の見えない状況に精神的にも肉体的にも限界に近づきつつある。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR このようなサバイバルな状況下でも焦ってはならない。慎重でなければいけない。己を救うのは己自身であるから冷静さを失ったら助かるものも助からなくなる。路面はかなり安定しているが飛ばす事なく着実に前進して行く。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 谷筋から外れていよいよ深い森へと入って来た。峠は近そうだ。 山崎峠6へ進む 山崎峠4へ戻る |