ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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紀見峠

★★★

 

紀見峠の前説

自動車が通行可能な紀見トンネル、紀見峠、と自動車ではチャレンジコースとなる旧紀見峠(高野街道)と親子三代に渉る歴史ある峠道で今回紹介するトンネル完成以前の車道峠道に人家はあまり存在しない。ほとんどが旧旧道の街道筋に民家が密集しておりその事からも高野街道はかなりの歴史があるのだろう。走行して判明した事だが紀見峠旧道は高野街道とは別の、当時としては新規格路線として建設されたようだ。ほとんどの箇所で普通車同士の離合は問題ない幅員でトンネルが通行止となっても充分に代役を果たせる現役の峠である。見所は峠よりもむしろ生きる屍と化したおにぎりか。

 

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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

毎年日テレの24時間テレビが終わると、いよいよ秋なのかな〜としみじみ思ってしまうが皆さんはいかがでしょうか?ところが今年は例年と違ってアテネ五輪と重なってしまったものだから、秋の到来をしみじみと感じる余裕もなく寝不足で逝きかけている人も多いのではないでしょうか?時差が少しならいいですがほとんど真逆で学生ならいざ知らず社会人はヒーヒー言いながらこの夏を過ごした人は決して少なくないでしょう。

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過去最多のメダル獲得に沸いた日本、中でも二冠を奪取した北島三郎の泳ぎは度肝を抜いた。尋常でない大きさの鼻の穴からプールの水を大量に吸い上げ、ケツの穴からジェット噴射して前進する様はサブちゃんでなければ成し得ない泳ぎであった。鼻腔を広げる事で普段以上に大量の酸素を吸入できる事は、近年あらゆる分野のスポーツにおいて常識とされており、その為の医療用品なども広く出回っている。

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だがしかしサブちゃんは生まれながらにして酸素供給量が突出しており、天性の鼻孔で他の選手と性能の違いをまざまざと世界に見せつけた訳だ。流石演歌界の大御所否、芸能界のドンだ。

やる事がビッグ!

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その推進原理は、ほとんどジェットスキーの同等であり、人はそれをサブエンジンと呼ぶ。メカニズムは至って簡単、水の吸引と噴出を繰り返すバキュームジェット泳法である。見た目こそ単なる平泳ぎに見えるが、水の中では超人技が使われていた訳だ。ところがだ、画面でアップになったサブちゃんは全くの別人であった。僕は何度も画面を確認したが、そこでは見知らぬ人がインタビューに答えていた。

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アレレ?サブちゃんじゃない!

という事は・・・そうか、そういう事だったのか。公式には発表されてはいないが、恐らくこういう事だ。北島選手が飛び込むと同時に、水中で待機していたサブちゃんロケット発射→北島選手と水中で見事にドッキング→バキュームジェット推進力を得た北島選手は一気に加速するとバレるので、中盤まではニュートラルで進み、後半で加速し一気に突き放す。

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ゴール直前で分離しサブちゃんは水中で待機という素晴らしいコンビネーションで世界をあっと驚かせた訳だ。本来ならサブちゃんが直接エントリーすれば三冠は確実だった訳だが、それでは新人が育たないとの思いから裏方に徹したのだろう。

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僕には紀見峠が裏方に徹する実力派としてサブちゃんと重なって見えるのである。現道との合流直前にきいみとげ道という古道が延びているのだが、この取材時は気付く事はなかった。

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