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杖坂 ★ |
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杖坂の取扱説明書 大峠(宮野大峠)の謎も解けぬままに、今度は連続する杖坂の謎に挑む。大型車同士の離合を可能とする高規格道路で、大峠直下の木戸山隧道へと潜り込む現主要国道と、並走して市街地へと下る杖坂とは果たして国道の前身、つまり旧国道にあたるものなのだろうか？大峠を跨ぎ杖坂と続く一連の極細道の正体とは、一体何なのだろうか？地図上からはあたかも旧道のように見える杖坂と大峠。それに寄り添うようにして、後から築かれた橋梁と隧道が連続するダイナミック工法の現主要国道。その因果関係は果たしてあるのか？大峠から安易に滑り込んだヘナリワンは、そこで戦慄の光景を目の当たりにする。
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 報告書として先に登場した大峠(宮野大峠)にて、現主要国道の木戸山隧道を抜けた地点の、国道同士がぶつかる交差点付近において、僕はしばし考え込んでいた。画像に写り込んではいないが、右に木戸山隧道があり、その真上を旧道と思われる大峠が越えている。画像で写っている山がＶ字に切れ込んでいる箇所、それが大峠だ。コンクリで簡易舗装された道が奥へと続いているが、 |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 国道を挟んで真っ直ぐに道が続いているのがお分かり頂けるだろうか？そこから始まるのが杖坂だ。現国道によって分断されてしまった格好だが、紛れも無くそれはかつての1本道である。大峠から続くこの杖坂、それは現国道と共に市街地へと流れ着く訳だが、もしも杖坂が旧国道であるならば、事は簡単に済む。また杖坂と国道は何の関係も持たなかった道だとして、現主要国道が旧道を |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 拡幅舗装したものであるならば、話はそこでおしまいだ。しかし残念ながら地形的にその説明は成り立たない。この地を知る者ならすぐに理解できると思うが、現主要国道はいくつもの高架橋とトンネルで繋がれる高規格道路であり、元々何もない山の斜面を開削して、新たに切り開かれた全くの新道である事は、素人目にも明々白々なのだ。もう一度最初の画面を見て頂きたい。大峠から下って |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR きたコンクリの極狭道は、現国道に分断されてはいるものの、ヘナリワンが停車している手前へとまだ続いている。即ちそれが木戸山隧道開通以前から存在する旧道である。勿論現在の国道に対する旧道、即ち旧国道であるかどうかは別であり、現実に木戸山隧道と大峠・杖坂は新旧の関係にある事は間違いないのだ。という事を踏まえた上で、早速杖坂を下ってみようとスタンバる |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR ヘナリワン。だが僕はそこであってはならない光景を目にしてしまう。現国道が真横を緩やかに下って行くのに対し、この杖坂はなんと転げ落ちるような勾配の下り斜面となっているのだ。そう、下り坂というより斜面を滑走する杖坂スキー場とでも言えば理解し易いだろう。それはもうひっくり返りそうになる程の激坂で、もし途中で停まったが最後、果たして再スタート可能なのかどうかも疑わしい |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 程の松竹梅だ。それが現主要国道の旧道であるはずがない。手持ちの地図によるとここは杖坂とある。山を越える箇所は峠、乢、越、垰などと複数の呼び名がある訳だが、坂というのも含まれる。代表的な所ではちぃ兄ちゃんがヒットさせた桜坂というのがあるが、んな事はどうでもよくて、問題はちぃ兄ちゃんにズラ疑惑が持ち上がっていて、言われてみればそれらしく見えなくもないという |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 事だ。勿論自然な感じと、引っ張ってもビクともしない状態から察し、リーブ21に間違いないと思われるが、そんな折トシちゃんがアデランスのCM出演依頼を蹴ったというビッグニュースが舞い込んできた。仕事がない中そんなおいしいオファーを蹴って大丈夫なのか？らしく見えるという点では、ズラと旧道は切っても切り離せない密接な関係にあるが、大峠に続き杖坂も不完全燃焼に終わった。 |
![杖坂[ORRの道路調査報告書]](K-35-003.files/image001.jpg)
