ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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東芭露林道

★★

 

東芭露林道の取扱説明書

この林道の正式名称は不明のままだが完全に通り抜けできる林道で、分岐する上芭露志無撫子間道路のような長ったらしい名称があると思われるが時間の都合上未確認で次回探索時に持ち越しとなった。

 

東芭露林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

東芭露林道とは正式名称ではなく便宜的に付けた名称であり時間の許す限り周辺の探索は試みたのだが夕暮れ迫る中ヒグマの出没を恐れるあまりこの林道の正式名称にあたる確たる物証は得られなかった。志露峠へと至る上芭露志無撫子間道路との分岐であるここが基点であり、ここから砂利道となる。放牧地の真っ只中を

東芭露林道2/ORR

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貫くストレートな砂利道がいかにも北海道らしいではないか。周囲は低い山に囲まれ、なだらかな丘のような形状となっていて牛の放牧場に適している。道中人家などは皆無でこの奥に人が住んでいるのかどうかさえ怪しい。が、無数に刻まれた轍跡は交通量の激しさを物語っている。いくつかの小さな橋を渡り17号橋に

東芭露林道3/ORR

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到達した。地図上ではこれより先は行き止まりとなっているが砂利道はまだ直進にて続いている。17号橋を渡り右折する事により東芭露へ抜けられる事は地図上で既に明らかとされている事から未知なる直進の先がどうなっているのかを確かめてみたくなるが夕暮れが迫っている状況下で油断は禁物だ。またいつか

東芭露林道4/ORR

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来れるさと諦めて右折し緩やかな勾配で丘を上ってゆく。路面状況からして先程までの交通量は無さそうだが整備状況は良好でそれなりにこの林道は使用されているようだ。それでもすれ違う車は皆無で、いつ対向車が現れても大丈夫な様にキープレフトで慎重な運転をしているのがバカらしくなる程静寂で人気が全くない。

東芭露林道5/ORR

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登坂し始めてから両側の樹木に遮られ太陽は最早沈んだかのように周囲は薄暗くなり途方もない場所に一人取り残されてしまったかのような孤独感が我を襲う。峠と言えるような完全なピークのような場所は無くのらりくらりと上って来て何となく頂上かと思える平坦路を過ぎるとまた何となく下り出す。とてもメリハリの

東芭露林道6/ORR

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無い道で東芭路林道はまるで往年のパフィのような道だ。峠を越え下り途中からその日最後の林道調査である事を告げる傾き加減で再び陽が差し今夜の寝床を確保せよと言わんばかりにこの後太陽は一気に水平線の彼方へと沈んでゆく。辺りが暗くなる前にキャンプ場やライダーハウスを探す訳だがこの界隈にメジャーな

東芭露林道7/ORR

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ライダーハウスが存在しておらず、こうなったらORRの基金でライダーハウスを建設するのが手っ取り早いと思う。銭は急げ、思い立ったら諭吉の格言通り即急にムネオハウスの建設に着手せねばならない。

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