ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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糠平三股林道(3)

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糠平三股林道の取扱説明書

「タウシュベツ」水位が下がった時だけ糠平湖に出現する幻の物体があるという。糠平三股林道から見えるその物体とは一体いかなる物なのだろうか?

 

糠平三股林道B1/ORR

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さわと温泉の現状を確認した我々一行は再び糠平三股林道に戻り北上を開始する。さわと温泉に入っている間も車が数台通過したが、さわと温泉には見向きもしなかった。林道上からさわと温泉は見えるのだが、その位置を知らなければ普通は通過してしまうような場所にあり、ペンケユウンナイ橋を見つければ間違いなくさわと

糠平三股林道B2/ORR

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温泉に辿り着く事ができる。さわと温泉付近は落石の多い箇所であるが、そこを過ぎると安定した地形となり離合箇所もいくつか存在し快適な走行が可能となります。一つ目の謎が解け、残すもう一つの謎はタウシュベツである。ヌッシーという名称でない事からどうやら生物ではなさそうだ。地形図を眺めるとタウシュベツという名の

糠平三股林道B3/ORR

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川がある。これの事なのか?タウシュベツ川が現れたり干上がったりするのだろうか?川が干上がるなんて事は驚きにも値しない。さわと温泉同様浮き沈みがあるもので、注目に値する物件。それは廃線となり湖に沈んだ旧士幌線の遺構ではないのか。後に知る事となるその遺構の名を「タウシュベツ川橋梁」という。実はこの取材時

糠平三股林道B4/ORR

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まで未確認であったのだが遂にそれは我々の目の前に出現した。糠平湖の中央に横たわる物体が見えるだろうか。あれが糠平湖に沈んだ国鉄旧士幌線の遺構「タウシュベツ川橋梁」である。糠平三股林道を散々走っていながら初めて実物を見た訳だが正直魅力的である。できる事ならもっと近づいてじっくり見てみたい。渇水期に

糠平三股林道B5/ORR

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なったら間近でじっくり拝見する事として先を急ぐ。「タウシュベツ川橋梁」が脚光を浴びるようになり鉄っちゃん以外にも多数の人が訪れるようになった為だろうか整備状況は更に良くなり路面は幅員が増し時々ある水溜りを除けば極めて安定している。離合箇所や車が数台置けるスペースも確保されています。糠平三股林道と

糠平三股林道B6/ORR

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並走するもうひとつの道があり、気になって進入してみると旧士幌線の跡でした。枕木がそのままの箇所もあり廃線ファンには堪らない物件でしょう。一部の方に人気のあるこの地区も今年はちょっと様子が変わってきそうである。というのもJAFが発行する雑誌に「タウシュベツ川橋梁」が掲載されたからである。

糠平三股林道B7/ORR

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購読者人口からして影響力は計り知れず、メジャー観光地となってしまうのでしょうか?

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