ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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厚内林道

★★★★

 

厚内林道の取扱説明書

昆布刈石にあるショートダートのひとつで静内林道と繋いで走ればそこそこの距離は稼げる。距離が短い割には実が詰まっていて走っていて実に気分の良い林道である。

 

厚内林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

全車暴走気味の十勝国道を流れに乗って高速巡航していては見逃してしまう程目立たない厚内林道の入口だが、林道標識があるので注意深く観察していれば見落とす事はない。牧草地脇の砂利道は使い込まれていて厚内林道は随分昔から存在する林道なのだろうか。やがて森の奥へと入り込み轍の数もぐっと減り国道の喧騒音も聞こえなくなった辺りで

厚内林道2/ORR

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静内林道との分岐が出現する。ここからが本格的な林道の始まりであり、想像を越える好物件にしばし酔いしれる事となる。道東と言えばどうしても道東スーパー林道などのメジャー林道の名が挙がるが、それはそれでいいと思う。全国を代表する林道でいわば一流と言える。その昔故勝新氏が残した有名な言葉がある。10回焼き鳥屋へ行くのなら

厚内林道3/ORR

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1回高級クラブへ行け。これは何を伝えたいのかと言えばそれは本物を知れという事だそうです。焼き鳥屋と高級クラブに本物も偽物もなくどちらも本物なんですけどという陳腐なツッコミはこの際抜きにして重要なのは焼き鳥屋で何を食べるのかという事だ。つくねなのか皮なのか、ハツなのかねぎまなのか、否もっと言えば1本の串に小分けされた

厚内林道4/ORR

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身が5つ程刺してある訳だが現在の僕にはその1本でさえ手に入れる購買力がない。従って1本の串に5つ程刺して100円という値段設定はあまりにも酷で、1本の串に1つの身で20円という設定にしてもらわないと困るのだ。そんなチンケな事やってらんねーと店側は思うかも知れないが、こちらも今後焼き鳥屋へ行けるか行けないかの死活問題であり

厚内林道5/ORR

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生活がかかっているので一歩も譲れない。ただし和解する方法がひとつだけある。それは串ではなくつまようじに身を1つ刺して20円で販売するという方法だ。我ながら画期的アイデアでこの販売方法は現在特許出願中であるが、近い将来焼き鳥屋から串が消え、つまようじが常識となる日が来るのかも知れない。ゴミの量は減るわ食べ残しは減るわ

厚内林道6/ORR

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仕入金額も節約できるわでその経済効果も計り知れず、これって地球規模の環境汚染対策と言えるんじゃない?スゲーな俺。さて硬い話はこれ位にして要は何が言いたいのかと言うと勝新氏の言葉に合わせれば10本のマイナー林道へ行くなら1本のメジャー林道へ行けという事になるのだが果たしてそうだろうか?厚内林道はマイナーではあるのだが

厚内林道7/ORR

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路面状況、幅員、景観と文句なしで唯一ケチをつけるとしたら距離が短い事と峠越えでないという事くらいだろうか。それも取るに足らない事なのだが、往々にして未舗装距離が長い事がメジャー林道の必須条件のようになってしまっている昨今、そうでもないよという事を何気に教えてくれるいい教材が厚内林道と言える。

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