ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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九助林道

★★

 

九助林道の取扱説明書

賀老高原通林道のほぼ中間地点から延びる未舗装林道で薮に拒まれる区間もあるが基本的には路面はフラットで整備状況は良好な抜けているロングダートである。

 

九助林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

賀老高原と千走川温泉の丁度中間地点で林道の標柱まで備わっている安心楽勝のお手軽の通り抜け林道かと思わせておきながら半泣き状態の賀老高原通林道のほぼ中間地点でやっと新し目の轍を見つけホッと一息つけた。それまでは激藪に拒まれすんなり前進を許してくれないばかりか、何処かで途切れてしまうのではないかという不安にさいなまれながらの

九助林道2/ORR

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半狂乱走行を強いられ、ただでさえ少しおかしいのに、危うくもっとおかしくなる所だった。三叉路だけは植物の侵食を免れ車数台は駐車可能なスペースが確保されていて、もうそれだけで充分オアシスであった。やはり生の自然は怖い。どこかに人間の残した痕跡が欲しい。それは空き缶でも構わないしどんな些細なゴミでもいいのだ。それもできれば

九助林道3/ORR

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日付が記してあってなるべく近い日付であればあるほど安心感を得られる。つい一ヶ月前に誰かが何等かの理由でこの地を訪れている。そう思うだけで味方を付けたような気になり少し勇気が沸いてくるのだ。一人には変わりないのだけれど一人でないような。このような未知のルートではゴミひとつでも侮れない。ゴミから人の温もりを感じ取れる事が

九助林道4/ORR

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自然の凄さというか偉大さであると思うのだ。普段街中ではゴミはゴミでしかなくそこに何かを感じる事や人の温もりを感じ取る事などない。まだ使えそうな物が捨てられている場合はもったいないな〜とか思う事はあるが所持していた人間の所までは思いが行かない。ところがどうだ、山奥のもう何年も人が通らなくなったような場所で比較的新し目の

九助林道5/ORR

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ゴミを発見した場合物凄い安心感に繋がるのだ。しかもゴミをあらゆる角度から検証し引き出せる限りのデータを取得し解析し考察する事によって、よりいっそうの安心感を得るなどといった行為は困難な道であればある程有効であり、ゴミを発見し感動に打ち震えるという普段味わう事のない感覚は、まさに普段使う事のないしまい込まれた感覚を呼び覚まして

九助林道6/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

くれる自然のパワーとしか言い様がない。三叉路は確かに開けていたし轍も確認できたが、工事のおっちゃん連中の九割方が残していくジョージアオリジナル缶コーヒーがどこにも落ちておらず少々不安となる。しかも轍も何故か進めば進む程薄くなり、遂には完全に消え失せ、しかも再び激藪に拒まれた。しかしそれは長くは続かず路面がフラットに

九助林道7/ORR

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なったかと思うと視界も開け眼下には日本海も見渡せ海岸沿いの国道が近い事を知る。次に現れる三叉路は部分的に舗装されていて不安な区間は完全に脱出した。再び未舗装路となった路面には無数の轍が刻まれ工事車両が頻繁に出入りしているようであった。ハイスピードで下って来るとあっけなく国道に出た。道の駅よってけ島牧の近くに抜けたのは意外であった。

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