ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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白谷林道

★★★

 

白谷林道の取扱説明書

旧国道中ノ谷峠を起点とする白山林道は展望に恵まれない山中走行を強いられるが、一瞬だけ市道に分断されるその先には、尾根伝えを行く極上のフラットダートが展開し、晴れた日には遠くの山並みのみならず下界の風景も同時に堪能できる絶好のロケーションで迎えてくれる貴重な未舗装林道である。白山林道と連続して走れば充分な満足感を得られるロングダートで、旧国道中ノ谷峠との3点セットで世のお父さん方も肥後の世界!と大往生間違いなしだ。

 

白谷林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

美食家と呼ばれる人達は、絶えず高級食材を使った料理ばかりを口にしているのかと思いきや、実はそうでもないらしい。その昔は西洋の貴族など極端に寿命が短かったと聞くし、古今東西往々にしてその時代の最もおいしいとされる物を、口に出来る上流階級に属する人達は、個体差はあれど平均寿命を常に下回っていたであろう事は想像に難くない。シンプルでおいしい物、例えば

白谷林道2/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

アジの刺身などは大衆魚である事から誰でも口に出来るし、実際に非常に美味で飽きも来ない味だと思うのだが、収入に応じて何故かランクは自然に上昇し、気が付けば大トロ・うに・イクラを日常的に口にしている訳である。アジも関アジ以外はアジじゃない!とか。って事は本日特売となっている1パック298円のアジの刺身を19:00まで待ちに待って、売れ残ったものに半額シールを

白谷林道3/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

貼られた瞬間にゲットし、しかもほとんど干乾びている150円のアジって何アジですか?まあ和物はどんなに上を目指してもコテコテにはならないからまだ良いとして、問題は洋物でしょ。上を目指せば目指すほどコレステロールの塊みたいになってきますからね。今でこそ路上生活をしていますが、人生で二度ほどフレンチなるものを食べた事があるんですよ。食べてみて思ったんですが、

白谷林道4/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

それを毎日食べ続けたら死ぬなと。くいしん坊万歳という番組がありますが、あれなんかも番組自体は長寿なのに、リポーターが数年で入れ替わるのは、危ないからなんですね。いいもの食べ過ぎて早死しましたなんて洒落にならないですから。では料理評論家と呼ばれる方々はどうしているのかと疑問をお持ちの方もいる事でしょう。例えば山本益博氏なんかはもうとっくに他界されて

白谷林道5/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

いる訳です。では何故いまだに評論家として活躍しているのかと申しますと、あれはそっくりさんで、言うなれば別人28号な訳です。まあ詳しい事に関しては刑事訴追の恐れがありますので証言は控えさせて頂きますが、彼が料理評論家として世に出て以来、あれは料理じゃないと、ずっと拒み続けていたコンビニのおにぎり。それを口にした彼は言いました。「うまいじゃん!」この一言が

白谷林道6/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

食通のみならず各界に波紋を広げ、コンビニ側としては「ほれ見た事か!」と食通達に一泡吹かせた形ですが、彼は極めて正当な評価を下したと思うのです。評論家としての地位や権威を守るのであれば、所詮庶民の食べ物だ!程度の発言で良かった訳です。しかし彼の肥えた舌はコンビニのおにぎりにおいしいという判定を下したのです。道路で言えば廃道や旧道はコテコテのフレンチ

白谷林道7/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

である。そればっかりでは道路としての本当の価値は判断出来ない。林道なども沢山走ってみた上で初めて比較が出来るのである。白谷林道は極めて良質な林道で、ケチを付けるとすれば単体での距離の短さか。それと整備の行き過ぎで、幾分優等生過ぎる点が気になる程度で、全体としてはコンパクトにまとまっている。家族連れでも安心して走行可能な庶民派の未舗装路である。

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