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ドライブ＆ツーリングのネタ帳 www.henari1.jp ORRの道路調査報告書 ODA ROAD
RESEARCH 〜ツーリングマップルで訪ねる万の峠と億の道〜 |
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松原温泉（1００円） ★★★★ |
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◆まつばらおんせん 別府駅と東別府駅の丁度中間地点を縦に走る１００円湯銀座の永石通り。国道１０号線から通りに入ってすぐ左手に見えてくるのが、別府では御馴染公民館併設型の二階建て公衆浴場の松原温泉である。外観は昭和後期製の無機質で大人しい風貌だが、暖簾を潜れば古めかしい浴槽にライムミントの塗装が施された懐かしい仕切り板など、昭和３０年代か或いはそれ以前にタイムスリップしたかの如き強烈なインパクトで、外観とのギャップが堪らなくいい。 脱衣所との境が無い伝統的なスタイルはそのままに昭和レトロ全開の松原温泉は、場の雰囲気からさぞかし奥深い歴史があるのだろうと踏んだがまさにその通りで、起源はなんと明治３０年というから驚きだ。泉源が源左工門川で発見された事から、開湯初期の頃は源左工門尻温泉と呼ばれ、いつしか松寿泉と名を変えた公衆浴場は、戦後もしばらくはその名で通っていたが、昭和３０年代初頭に現在の名称へと改められた。 小判型をした二層式の浴槽の一方に塩ビ管が渡され、加水無しのピュアな源泉が絶え間なく注がれる掛け流しの湯は勿論飲泉可である。んがしかし全く手を加えていないがゆえに熱湯である事を忘れてはならない。塩ビ管直のＡ面は激熱につき必然的にドＭ以外の般ピーは、適温近くまで冷まされたＢ面での入浴となる。泉質云々というより場の雰囲気が抜群の松原温泉はかなりの居心地の良さで、毎日浸かれる地元民は全く羨ましい限りだ。 |
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◆松原温泉の地図 |
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