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大石隧道(大石峠)(4) ★★★★★ |
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大石隧道(大石峠)の取扱説明書 この隧道に出会う事によって僕の人生は確実に、あるひとつの大きな目標に向かって動き始めた。自身最初にして最後に出会った最高の隧道(峠)である事に変わりはない。残念ながら現時点においてこの隧道を越える隧道は日本に存在しない、信じる信じないは勝手だがそれが今の僕の偽らざる結論である。但し残念ながら大石隧道には寿命があるそれも、そんなに遠くない将来だ。前倒しで報告書に起こしたのも本物を知って欲しかったからに他ならない。もう一度言おう、この隧道を越える隧道は日本に存在しない。
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 大石隧道も中間部を過ぎて半円に近い形となってきたが、それだけ土砂によって埋まってしまい、それは今もって継続されこの貴重な隧道の未来が明るいものではない事を示している。その路面を覆う白くてふかふかした砂のような物体、それは石灰であった。化学系に精通しているのであれば、これだけ大量の石灰も何かに使えそうなものだが何も知らない者にとっては単なる土砂と変わらない。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 石灰層にまぎれて今すぐにでも落ちてきそうな巨大な石の塊がいくつも確認できるが、それらが直撃したらひとたまりもない。通常でも危険地帯に違いないのだが雪解けの時期や雨後などは最も危険と言える。事実この取材時、やかん大の石が頭に直撃して逝きかけている。幸いヘルメットを着用していたので頭がちょっとおかしくなった程度で済んでいるが、もしヘルメットを着用していなかったら即死の可能性も充分にあった訳だ。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 先日も友人がスクーターで走行中、超ミニスカを着用した女子高生の太ももに釘付けになり前方に駐車中のトラックに激突、彼は荷台に乗り上げスクーターは大破。かろうじて一命は取り留めたが女子高生の太ももの破壊力の凄まじさを、まざまざと見せつけられた事件であった。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 人類は何万年も前からそうやって女子高生の太ももにやられてきた。そしてそれは今も昔も変わらない。ある者は鼻血やズボンのチャックが壊れるなどの軽症で済んでいるが、今回の友人のように重症を追わされる被害者も後を絶たない。ましてやそれが原因で即死してしまっては安楽死としか言い様がない。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 実際交通事故の約8割が脇見運転と言われていて、残りの2割がチラ見運転である。運転中の携帯取締りの罰則が強化されたがそれよりも全国の父兄はチラ見運転に充分注意されたし。そしてここ大石隧道で最も注意しなければならないのが坑口付近にへばりついている巨大な岩である。ヘナリワンの大きさと比較してもその巨大さが分かろう。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR バイク1台分もしくはそれ以上の塊がいつ落ちてきてもおかしくはなく、春の雪解け時や雨後に訪れた場合命の保障はない。冗談抜きでヘルメットの着用は必須であるし、もし内部潜入し詳しい調査をするならば家族、友人、愛人などに伝えておいた方が無難だ。大石隧道は面白半分に行くような場所などでは決してないのだから。 |
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ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR 大石隧道は人の手により造られたものではあるけれど、全国各地に点在する隧道とは違い明らかに洞窟と呼ぶに相応しい神聖なる場所である。その姿は何万年も前から存在していたかのよう、そんな幻想さえ抱かせるには充分神秘的な隧道。こうして後どれ位の間車両を通す事が出来るのだろうか? |