さとのぱわすぽ

   http://www.henari1.jp/sps                                セローで探訪、さとのパワースポット巡り

トップ 国道 県道 里道 林道 旧道 酷道 廃道 隧道 更新履歴 ボンバス 地図 アマゾン 歴史の道 サイトナビ お問い合わせ

島根県>名所&風景

菅谷たたら

★★★★

◆旧・廃・隧道探索のネタ帳◆

歴史の道踏査報告書/道路レポートを毎日配信中

山内生活伝承館 さとのぱわすぽ

駐車場が完備され、ゆっくり堪能できる観光地となっているここは

「山内生活伝承館」

住所:島根県雲南市吉田町吉田4210-2

ここは、山内を見下ろす場所にあり、たたら製鉄に関する当時の生活文化や和鉄を支えた人達の暮らしなどを伝える為に造られたそうです。

山内生活伝承館館内の様子 さとのぱわすぽ

館内には当時の写真や山内に住む方達が残した遺産など今では貴重となった物がたくさん展示されています。

また山内生活伝承館では、ここでしか観ることのできない「出雲炭焼き日記」のビデオ放映が行われています。貴重な映像ばかりですが、約60分の放映と聞き、今回はちょっとだけ観させていただきました。

当時のたたら製鉄を支えた人達の様子が思い浮かんでくるような館でした。

菅谷たたら山内 さとのぱわすぽ

さて、山内生活伝承館から歩いても行ける距離にあり、国の有形民俗資料に指定されている

「菅谷たたら山内」

写真の建物は「菅谷高殿」です。鎌倉の時代から始まったと言われるこの吉田町のたたら製鉄は、中世までは「野だたら」と言われる移動式の製鉄法だったそうです。近世に入り高殿を構えて操業が行われるようになったのがきっかけとなり、村のあちらこちらで企業として広がっていったそうです。

大正10年までの約170年間続いた菅谷高殿は、火が消えてからもかつてたたらを吹いていた高殿が全国で唯一そのままの状態で残っている貴重なもので、ここがたたら製鉄に適した場所であった事が解ります。他にも村下屋敷、元小屋など見どころは満載ですよ!

また山内とは、たたら製鉄に従事していた人たちの職場や棲んでいた地区のことなのだそうです。

そして、中でもさとが気にいったのは菅谷高殿の横に大きくそびえ立つ桂の木です。後ほど詳しくお伝えします♪

元小屋 さとのぱわすぽ

さて、こちらは見どころの1つである元小屋image002

簡単に説明すると今で言う事務所です。仕事は勿論、生活習慣なども含めての役割だったようです。建物は昔の農家とほぼ同じ造りで、2階建て杮葺き(こけらぶき)の木造の建物です。

中に入ると四畳半〜十畳の部屋がいくつかあり、またお風呂場や台所など、生活の匂いが佇む現場が残っています。天保4年(1833)に焼けた記録が残っていることからその直後に建てられたものだと推測できます。

桂の木 さとのぱわすぽ

そして、さとが1番お勧めする桂の木は、春なるとキレイな赤い花をつけ、更に夕日の光を浴びてimage005キラキラimage005と輝くということで有名となっています。たたらより桂の木が目的で訪れる方も多いのだとか。。。

ここの管理をされている方にお話しを聞くと、毎年キレイな赤色になりますが、赤色の中でも最もキレイな色になるのは3日くらいしかないのだそうですimage006

毎年たくさんのプロカメラマンが訪れるそうですが、皆さん口をそろえていい写真を撮るのは難しいとおっしゃっているそうです。毎年キレイな時期を観ている管理人さんに「実際に観る方がもっと素晴らしいです。是非実際に来て観てほしいですね」と言われました。ホントにまた来たいと思います。

アクセス

http://m2t.jp/img/tweet_icon04.gif

地図の使い方地図の上にカーソルをもっていくと手のマークに変わります。その状態でマウスの左ボタンを押したまま上下左右に動かしてみて下さい。動いたでしょ♪また、左上にあるマイナス(−)ボタンを押すごとに広域に見る事ができ、プラス(+)ボタンは場所にもよりますが、住宅街等の細かい所まで見る事ができますよ♪

 

 

トップ 国道 県道 里道 林道 旧道 酷道 廃道  更新履歴 ボンバス 地図 アマゾン 歴史の道 サイトナビ お問い合わせ