ドライブ&ツーリングのネタ帳 www.henari1.jp ORRの道路調査報告書 ODA ROAD RESEARCH 〜ツーリングマップルで訪ねる万の峠と億の道〜 |
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階段国道339号線(1) ★★★★★ |
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◆階段国道1−1:行き止まりを連想させる奇妙な青看 今でこそ断崖を切り裂くアグレッシブなローカル国道が辛うじて津軽半島を周回しているが、演歌で火がついた1977年の時点において、半島周回道路はまだ全通しておらず、地元の期待を一身に集めながらも、ドッキングは1984年まで待たねばならなかった龍飛崎の海岸道路。 開通してまだ20年ちょいの新設区間は、歴史も糞もなく快適なドライビングコースがひたすら続くだけの、なんとも刺激に欠けるもので、そこを軽快に素通りすると一枚の青看が目に飛び込んでくる。 |
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◆階段国道1−2:海岸線への降下を拒む国道 直進のおにぎりマークは竜飛のみを指し示し、いかにもどん詰まりの岬で終了するような記し方がいかにも怪しい。何故国道が竜飛で、何の表示もない無名路線が青森・蟹田方面なのだろうか? 日本海側の小泊方面からやってきた車両は誰もがこの青看に違和感を覚えるはず。青森・蟹田方面の矢印におにぎりマークが付いていれば一件落着なのだが、そこには何の番号も付されていない。T字路を右折の道は町道なのだろうか?これでは右折せんと抜けれんよと言わんばかりの勢いではないか。 |
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◆階段国道1−3:尾根伝いをゆく国道339号線 兎も角ここは青看を信じて直進し、その先で何等かのアクションがある事を期待しつつ先を急ごう。早速道の駅の看板が頭上を霞め丘をひとつ越えるとその先に建物が密集しており、それは小泊を発ってからというもの久しく見る巨大建造物であった。 それもそのはずここまでの道程ときたら、道中には人家はおろか自販機すら無く、ここは北海道かっ!とツッコミを入れたくなるほど荒涼とした丘が広がるばかりで、ある意味道の駅周辺の賑わいは、その時の僕にとってオアシスというより大都会のように映った。 |
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◆階段国道1−4:道の駅みんまや なんだがパッとしない道の駅も、小泊ラインを走ってきた者にとっては前途した通りオアシス以外の何物でもない。ここで一服するも、地図上では竜飛岬のほぼ先端に位置する道の駅みんまやにおいて、まだ階段国道のかの字も出てきやしない。本当に階段国道なんてあんのか? それは道の駅を出てすぐの事だった。やたら目立つ位置に立つ妙な縦看板を視界前方右手に捉えた。そこにはドでかい字でなんと階段国道と書かれているではないか! 階段国道 |
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◆階段国道1−5:階段国道への案内板 あった♥ 巷で噂の階段国道は本当に実在したのだ! しかし丁寧におにぎりマークまで添えてあるその縦看板の、矢印の位置がどうもおかしい。見ての通り道路はまだ真っ直ぐに右斜め奥へと続いていて、その先が竜飛岬ではないかと思われる。まさか右斜め下へ向けられた矢印って?恐る恐る縦看の背後へと回り込むと、その先にはトンデモナイ光景が待ち受けていた。 |
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◆階段国道1−6:おにぎり現る カ・イ・ダ・ン・コ・ク・ド・ウ! テッテケテッテテーテーテー♪ 左からレトロチックでオシャレな街路灯、その足元には小さな案内板。中央には石畳の車道、その両脇を固める低い石垣。右手には串刺しにされたおにぎりが直立し、明らかにそこはちょっと狭いだけの普通の国道であった。大きく落ち込んだ先の路面が坂道でありさえすれば、常識の範疇に収まろう。だが多くの目撃談があるようにやっぱりそこは・・・ |
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◆階段国道1−7:正真正銘の階段 階段だった! 中央分離帯の設置された国道は、上下線共に片側0.3車線で、四輪の通行はどう転んでも不可能である。しかも路面は階段状である。だがそこに車両制限標識は・・・無い。車両進入禁止標識も勿論・・・ナ〜イ!行っていいのか?本当に行っていいのか?行くぞ行くぞ(AVか!) 押〜す〜な〜よ〜、や〜め〜ろ〜よ〜、あ〜ぶ〜な〜い〜 あっ! 階段国道2へ進む |
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