ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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県道3志度山川線(109)(7)

★★★

 

県道3志度山川線(109)の取扱説明書

徳島の内陸部から四国の玄関口である高松へと抜ける道は国道を始めグレードの異なる様々な県道が抜けていて、どの道を選択しようか迷うほどである。トンネルで一気に抜けるもよし、四国らしい狭路をチョイスするもよし。だがそこには1本だけババが用意されているのだ。何も知らずに主要県道という肩書きだけを信じ、この路線へと足を踏み入れたならば、高松に到着した頃あなたは強くて逞しい事業戦士ドボダムと化している事だろう。

 

県道3志度山川線(109峠)

道路遺構の調査発掘専門サイト:ORRの道路調査報告書

なんて素敵な道なんだ。路面中央がお花畑になってるぅ!このようなお姿の主要1桁県道なんて日本広しと言えども滅多にお目にかかれるものではない。こうなってくると109峠までの砂利道の九十九俺も随分マシな道程であった事がよく分かる。つまり土木事務所が設置した標識に嘘偽りは無かった訳だ。普通車で進入したらこりゃたまらんのリセッタ状態である。三叉路より先は

県道3志度山川線(109峠)

空前のスケールで贈る道路大全:ORRの道路調査報告書

いよいよ自動車通行不能とされる魔の領域に入る。路面に植物が根付いているのもそうだが、両脇の雑草も刈り払いされていないように思える。だが逆に年1回程度刈り払いされているからこそ、この状態を維持しているとも考えられる。まあいずれにせよ軽自動車では、泣きなーさーいー・笑いなさーいー・いつの日かいつの日か鼻を垂らそうよ♪となる訳だが、これがまかり間違って

県道3志度山川線(109峠)

お探しの道路がきっと見つかる:ORRの道路調査報告書

セダンで進入した場合、吐きなーさーい・笑いなさーいー・いつの日かいつの日か尿を漏らそうよ♪となる訳で、それ以上の車だと正直命の保障は全く無いに等しい。もう県道とは名ばかりで、一般的な未舗装林道より酷い状態になってきた。崩れてきた土砂を最低限退かしただけの路面には水溜りが出来、泥んこ状態であるが、そこにはしっかりと四輪の轍跡が刻まれているのだ。

県道3志度山川線(109峠)

羅針盤、それは地図とカーナビとORRの道路調査報告書

勇敢なチャレンジャーのものか、それとも工事車両のものか。三叉路のゲートは開き、通行止の看板が伏せられていた事から、災害復旧工事が終わって間もないか、今この瞬間にもこれより先で工事の真っ最中であったりして。こんな不確定要素の多い県道へノコノコとやってくる輩など珍しいとは言え、もしこの先で工事を行っているならば、工事内容と期限を記載した看板の1枚は

県道3志度山川線(109峠)

www.henari1.jp ORRの道路調査報告書

置いておかないと納得は出来ない。その場合はおいちゃん達に過失がある訳だから、僕は正々堂々とこう言うだろう。ちょっとその重機邪魔なんだけど。しかしなんだな、この状態でご注意下さい程度の告知で、事実上一般車両に開放している徳島県は太っ腹というか、普通だったらこのレベルだと怖くてゲートで閉めちゃうのが一般的だ。ガードレールも無く、離合箇所も無い上、カーブ

県道3志度山川線(109峠)

ヘナリワンドットジェイピー ORRの道路調査報告書

ミラーや警戒標識などの付帯設備も一切無く、おまけに軟弱な路面ときている。もしこのような道に不慣れな般ピーが間違って進入した場合、最悪の事態が発生する事も充分考えられる。これまで山肌にそってほぼ高低差なく横ばいにやってきたが、県道は緩やかに下り始める。その路面には川筋がしっかりと刻み込まれており、水捌けが悪いのだろうか、雨天時はこの県道が川と

県道3志度山川線(109峠)

おはようからおやすみまでORRの道路調査報告書

なる事をそれは示唆していた。道中に水溜りが多いのもその為だ。路面は好き勝手に抉り取られていて、車高の低い車は完全にアウチである。ここまでは何事もなく進んできたが、確実に言える事は路面状況が進めば進むほど悪化の一途を辿っている事である。この先は大丈夫なのか?

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