ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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福島県道380号岳温泉大玉線(3)

★★★

 

福島県道380号岳温泉泉大玉線の取扱説明書

最近では林道以外で砂利道を見る機会はほとんどなくなってしまった。林道でさえ開通と同時に舗装化されてしまう昨今、なんと安達太良山の裾野に砂利道の県道がひっそりと存在するのだ。地図上からはまさかダート県道とは思わなかったが、これが行ってびっくり見てびっくりのサプライズ県道であった。何故いまだに当路線が無名のままなのか不思議でならないが、そこには砂利道マニアが泣いて喜ぶロングダートが確かに存在するのだ。

 

福島県道380号岳温泉大玉線3

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当路線の起点から終点までの間で、唯一舗装路と交差する箇所がある。それがフォレストパークあだたらという名称の県民の森で、ここはスキー場、キャンプ場、温泉が隣接する複合レジャー施設となっていて、ミドルラインと呼ばれる更に麓下を走る県道から快適な舗装路が通じており、そちらからの進入が一般的である事は言うまでもない。ミドルラインの次には東北自動車道が

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控えており、アクセスの良さはこの上ない好環境である。そんな場所にひっそりと今日まで未舗装県道が残っているのを、奇跡と言わずして何と言おうか。レジャー施設に用のある方達には見向きもされないというか、ほとんどの人がその存在に気付かないほど、申し訳無さそうに横断する頼りない道。まさかそれが県道だなんて誰も思いますまい。十字路にさり気なく立てられたヘキサが、

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かろうじてそこが県道である事を主張しているが、それを見て悪戯か何かの間違いではないかと思ったとしても、それは極めて正常な判定と言える。我々のようなロードハンターでさえ、発見当初は信じ難いものであったのだから、般ピーが現実を否定してしまうのも無理はない。だが道中にはこれでもかというくらいしつこくヘキサが登場するのだ。まるで相手にしてもらえない子が

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注目されたいが為に、わざと狂ったように泣き叫ぶのにどこか似ている。道中には枝道の未舗装林道が多数あるのだが、その分岐点には必ずと言って良いほどヘキサが設置され、どう見ても未舗装林道にしか見えないこの砂利道が、この界隈では主軸を成す大将格である事を主張したいようだ。T字に二股と同じ様な規格をした未舗装林道と激しく交差するが、それらをヘキサ1本で

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華麗に交わして行く県道380岳温泉大玉線。起点終点と県民の森以外で接続する全ての道が未舗装林道という事は、当路線を中心に主たる砂利道を調査すれば、それだけでも数本の抜けている未舗装林道が新たに発掘される訳だ。10km以上も続くようなロングダートは近年減少の一途を辿っているが、ミドルクラスなら知られざる道がまだまだ掃いて捨てるほどあるのかも知れない

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事をこの道は教えてくれる。私的には景色が単調なロングダートよりも、変化に富んだショートダートを幾つか繋いだ方が面白いと思うのだが、この県道は県民の森以降視界が全く開けず、景色が単調と言うよりは、ずっと薄暗い森の中を走らされ、前後左右どこを向いても雑木林しか目に入らず、ぶっちゃけ面白くもなんともないんだなこれが。思えば最初の牧場内を横切るシーンが

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当路線におけるメインディッシュであった。一番おいしい物が最初に出てきて、その後に前菜が、そして何故か最後になってお通しが出て来たみたいな。そんなムチャクチャな流れを正すには、今回辿った道を逆走すればいい。そうすればメインディッシュでフィニッシュを迎えられる訳だ。

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